アニエスベー京都で写真と出会う1ヶ月、3つの写真展開催


アニエス・トゥルブレが愛する「写真」をテーマに京都で複合展示
アニエスベーの創設者アニエス・トゥルブレは、長年にわたり写真を愛しコレクション続けてきた情熱的なコレクターとして知られている。日常の断片から社会のリアリティまで、多様な視点を持つ写真家たちの作品に光を当ててきた。その活動はパリのLa Fab.や東京・青山のアニエスベー ギャラリー ブティックなど世界各地での展示やプロジェクトへと広がり、「J'aime la photographie!(写真が好き!)」というシンプルで力強いメッセージとして結実している。2026年春、アニエスベーは京都を舞台に「J'aime la photograhie!」のスピリットを表現し、写真にまつわる複数のプログラムに関わることになった。
アントン・コービン『Presence』がKYOTOGRAPHIE 2026で展示
アニエスベーはKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026に協賛し、アントン・コービンによる展示『Presence』をサポートする。今年で第14回を迎えるKYOTOGRAPHIE 2026は、「EDGE」をテーマに掲げ、境界と変化の「あわい」に立つ写真の可能性と不確実性を探る。本写真祭は京都の重要文化財や寺院、伝統的な町家や趣きある近代建築などを舞台に開催される。アニエスベーは写真を通じた創造的なインスピレーションを長年にわたり育み続けてき、2014年より本写真祭を継続的にサポートしている。
アントン・コービンはデペッシュ・モード、U2、ローリング・ストーンズ、ゲルハルト・リヒター、アイ・ウェイウェイなど、世界的アーティストたちの姿を「永遠のイメージ」として写しとってきたことで広く知られている。彼が一貫して用いてきた独自のスタイル——スローシャッターによるモノクロ撮影——によって生み出されるコービンのポートレートは、被写体の繊細な動きやしぐさに宿る「身体性」を写し出している。「完璧さよりも、不完全さの方がよほど『生』に近いと私は感じています」と、2015年の『TIME』誌のインタビューで語っている。
2025年、彼は70歳の誕生日とアーティストとしての50年の節目を迎えた。KYOTOGRAPHIE 2026では、代表作からあまり知られていない作品まで幅広く紹介し、選集的回顧展ともいえるかたちで、コービンの半世紀にわたる独自のポートレート表現の歩みをたどる。会場は嶋臺(しまだい)ギャラリー、会期は2026年4月18日(土)〜5月17日(日)、時間は10:00〜18:00(最終入場17:30)で無休。入場料は1,500円、学生800円となっている。
ジェレミー・エルキン『Upmost for the Highest』がアニエスベー祇園店で開催
KG+参加プログラムとして、カナダを拠点に活動する写真家ジェレミー・エルキンによる『Upmost for the Highest』を開催する。KG+はKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭のサテライトイベントとして、次世代のアーティストやキュレーターの発掘・支援を目的に2013年にスタートした写真祭である。昨年に引き続き、アニエスベー祇園店を会場に本展をサポートする。
本展ではジェレミー・エルキンによる初の写真集『Upmost for the Highest』に収録された作品を中心に紹介する。本プロジェクトはアーティストがジャマイカを訪れながら約2年にわたり行ったリサーチに基づいて構想されたもので、会場2階ではジャマイカのレゲエ・ミュージシャンであるアディス・パブロの鍵盤を弾く手を捉えた作品が、約3メートルの和紙作品として展示される。KG+期間中は、店内の作品を鑑賞しながらアニエスベー カフェのドリンクを気軽に楽しめ、ワインやソフトドリンクを期間限定でワンコインにて提供する。会場はアニエスベー祇園店、会期は2026年4月17日(金)〜5月17日(日)、時間は10:00〜18:00で無休、入場は無料である。
小浪次郎『I.D 1986』がアニエスベー京都BAL店で巡回展示
写真家小浪次郎による個展『I.D 1986』を開催する。昨年アニエスベー ギャラリー ブティックで開催し好評を博した展示を、京都で巡回展示する。小浪はこれまで自身の制作と並行して、多様なクリエイターやファッションブランドとの協働を重ねてきた。その活動において一貫しているのは、被写体と対峙した瞬間を鋭敏に捉える感受性であり、私写真であれファッションフォトであれ、作品には常に生の強度が刻み込まれている。本展では初期の一枚から、ストリートで多くを学んだ東京での作品を経て、現在の拠点であり国籍や人種の枠を超え人々が交わるニューヨークで近年撮影された作品まで、50点以上を紹介する。会場はアニエスベー京都BAL店、会期は2026年4月16日(木)〜6月30日(火)、時間は11:00〜20:00で無休である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000007744.html