神岡城の桜復活へ、450本の栄光を取り戻す。地域挙げた再生活動が本格化


かつて咲き誇った450本の桜、20年前から激減
岐阜県飛騨市の神岡町にある神岡城周辺は、かつて約450本もの満開の桜に彩られ、市民の誇りでした。1970年から1971年にかけて、神岡城の石積み復元工事に合わせて町民の手で植えられた桜は、2000年頃までは見事に咲いていました。しかし、その後はテング巣病の蔓延や急斜面による土壌の悪化、老齢化、風雪被害などによって激減してしまいます。
復活を目指した『神岡城桜守の会』の活動が再開
桜の減少を食い止めるため、2007年に樹木医の指導のもと桜の伐採や剪定、そして新たに約100本の植樹が行われました。この活動を契機に、住民が自ら「わがまちの桜」として守り育てていくため『神岡城桜守の会』が結成されました。現在の会員は26名で、コロナ禍で一時活動が途絶えていましたが、2024年に4年ぶりに活動を再開しています。
施肥と草刈りで春の活動を本格化
会は施肥や草刈り、雪囲い作業を行うほか、神岡町固有の桜「カミオカザクラ」の育成にも力を入れています。カミオカザクラは1984年に発見されたキンキマメザクラとカスミザクラの自然交配種で、早咲きと遅咲きの桜が自然交配した非常に珍しい種です。活動を通じた取り組みにより、桜の花がつくようにもなってきたといいます。
かつての桜の名所復活へ、新規会員を募集中
会長の中谷一隆さんは「桜の育成は一朝一夕でできるものではありません。もう一度あのすばらしい桜の風景を復活させるため、ひとりでも多く一緒に活動していただける仲間が増えることを願っています」とコメントしています。現在26名の会員に対し、高齢化が進む中での新しいメンバーの参加を望んでいます。入会を希望される方は、神岡振興事務所建設農林課(0578-82-2254)までお申し込みください。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000120394.html