公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

高校生が中学生を教える「デジタルアート天草」で人材循環が実現

タグ
企画・ビジネスプラン
アンバサダー・大使・特派員
報道発表
プレスリリースより

技術と人材の循環を達成した新しい教育モデル

株式会社ORENDA WORLDと熊本県天草市が共同設立した「一般社団法人デジタルアート天草」は、2025年度に苓北町立苓北中学校での3DCG授業を実施しました。この授業では、天草工業高校でCGを学ぶ高校生がメンターとして帯同し、「高校生が中学生に教える」という技術と人材の循環モデルを達成しています。

2024年度の開始から2年間で、天草地域の中学生計405名(延べ16校)にCG体験を提供しており、2026年度は苓北中学校を含む天草地域内11校への実施を予定しています。

地域内で完結する「デジタル人材育成の自走化」

天草市とORENDA WORLDが推進する「デジタルアートの島創造事業」では、若年層の流出抑制と新産業創出のため、産官学連携による高度なデジタル人材育成を行っています。これまで外部から講師を招く段階であった教育フェーズは、苓北中学校での試みにより、地域で育った若者が次代を育てる「自走型のエコシステム」へと進化しました。天草工業高校CG系列の生徒が中学校での授業をサポートする体制は、地域内で技術が受け継がれる「人材循環モデル」の有効性を証明する重要な一歩となったのです。

2025年度の実績:10校への拡大と高校生メンターの活躍

2024年度に6校からスタートした中学校向けCG授業は、2年目となる2025年度には10校へと拡大しています。苓北中学校でのCG授業は初めての実現となり、プロ講師と共に天草工業高校で専門技術を習得中の生徒たちが直接指導に当たりました。中学生にとっては「少し先の自分」をイメージできるロールモデルとなり、高校生にとっては教えることで自身の技術を言語化・深化させる機会となっています。

1日4コマという集中型のカリキュラムにより、2年間で合計405名の中学生が3DCGソフト「Blender」を用いたデジタル造形を体験しました。

2026年度の展望と地方創生への意義

2026年度は、苓北中学校を含む天草地域内の中学校11校においてCG授業を実施する予定です。中学校段階で「デジタルでものをつくる楽しさ」を知り、高校でプロ仕様の技術を学び、卒業後は地元の「天草スタジオ」や進出企業でクリエイターとして活躍する、この一貫したキャリアパスをより強固なものにしていく方針です。ORENDA WORLDは、本プロジェクトを通じて「安全な挑戦」の場を地域に創出し、技術の地産地消を実現し、育成された405名の予備軍が将来的に天草のデジタル産業を支える中核人材となることを支援しています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000101429.html