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蛇笏賞・迢空賞の受賞作決定、大木あまり氏ら4名が栄冠

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報道発表
大木あまり氏 句集『山猫座(やまねこざ)』(2024年12月 ふらんす堂 刊)(プレスリリースより)

第60回蛇笏賞は大木あまり氏の『山猫座』に決定

公益財団法人角川文化振興財団は、第60回蛇笏賞の受賞作を大木あまり氏の句集『山猫座(やまねこざ)』(2024年12月 ふらんす堂 刊)に決定いたしました。2026年4月14日に東京・神楽坂の志満金で選考会が開催され、受賞作が確定しています。

大木あまり氏は1941年6月1日生まれの84歳。1965年に武蔵野美術大学洋画科を卒業した後、1971年に「河」へ入会し、角川源義の指導を受けました。2008年には「星の木」を創刊し、現在は横浜市に在住しています。今回の受賞は第7句集であり、2015年から2021年までの作品362句を収めています。

選考委員からは、大木氏の独自の世界観と詩精神が高く評価されました。長い療養生活とコロナウイルスによる閉塞感の中での創作活動にもかかわらず、精神的な溌剌さと向日的な姿勢が俳句に溶け込んでいることが、受賞の重要な要因となりました。

第60回迢空賞は桑原正紀氏と日高堯子氏が受賞

第60回迢空賞は2名の受賞者が決定しました。桑原正紀氏の歌集『麦熟るるころ』(2025年11月 本阿弥書店 刊)と、日高堯子氏の歌集『日在浜(ひありはま)』(2025年11月 角川文化振興財団 刊)です。2026年4月16日に選考会が開催されました。

桑原正紀氏は1948年8月12日生まれの77歳。國學院大學大学院文学研究科修了後、1973年に「コスモス」へ入会し、1985年には「コスモス」の結社内同人誌「棧橋」創刊に参加しました。今回の受賞は第10歌集であり、2019年後半期から2025年前半期までの464首を収めています。2026年には『麦熟るるころ』で第18回小野市詩歌文学賞も受賞しています。

日高堯子氏は1945年6月29日生まれの80歳。早稲田大学国語国文学科卒業後、1979年に「かりん」へ入会し、1992年からは「かりん」編集委員を務めています。今回の受賞は第11歌集であり、2021年から2024年までの388首が収められています。過去には2004年に『樹雨』で日本歌人クラブ賞と河野愛子賞、2008年に『睡蓮記』で若山牧水賞を受賞しています。

贈呈式と表彰について

受賞者への贈呈式は2026年6月28日(日)16時より、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)で開催予定です。表彰内容は賞状・記念品・副賞100万円となっています。

蛇笏賞と迢空賞は、俳人・飯田蛇笏と歌人・釈迢空両氏の遺徳を敬慕して設立されました。俳句・短歌界において、その年の最高の業績を示した句集・歌集に贈られる栄誉ある賞です。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000123526.html