マスターオブウイスキーと金属工芸作家が共作、錫タンブラーで一生ものの酒器体験


職人の手仕事が生み出す金属の温かみ
株式会社ロイヤルマイルは、金属工芸作家・武田享恵氏と共に、錫タンブラーの製作プロジェクトを考案いたしました。日本の職人文化やものづくりの価値を大切にしたいという想いから、単なる飲用の道具としてではなく、手に取った瞬間の質感や口当たり、職人の手仕事が生み出す温もりまでも含めて、お酒を「体験」として楽しんでいただきたいという考え方が込められています。「器もまたクラフトであるべき」という理念のもと、酒器としての新たな価値を提案することを目指しており、作家の手仕事による錫の質感と、日本のものづくりが持つ繊細な美しさを活かした製作が行われました。
なぜ錫なのか、人間的な素材の特性
錫は金属の中でも特徴的で、手触りがよく柔らかな口当たりを持ちます。温度を伝えにくく、金属なのに冷たすぎないという特性があるため、「金属なのに人間的な素材」と言えます。スプーンや建物、家電といった日常生活で触れる金属のイメージは、冷たい、無機物、工業的という印象になりがちですが、このタンブラーは人の手によって作られた金属のため、「人の手を通して作られた金属は柔らかさ、温もりをもつ」という哲学が体現されています。手で触った感触や口に触れた感覚を通じて、錫の強さとしなやかさを感じていただきたいという思いが込められているのです。
心地よい使い心地と優雅な所作を演出
タンブラーのデザインは、自社で独自開発したガラス製の咲タンブラーデザインを「金属(錫)」で再構築し、咲タンブラーの良さを引き継ぎつつ、錫の触感が伝わるように設計されました。ハンドメイドのしなやかな質感が手に馴染み、底近くを持つ優雅な所作を演出します。グラスの薄さが心地よい口当たりを生み、ハイボールではシャンパンのような緻密な泡立ちと上品な舌触りをもたらすのが特徴です。液体が舌の奥深くに広がり留まることで、味わいとフレーバーの長い余韻を楽しめるため、濃いめに、ゆっくりと、特別なひと時に、ワンランク上のロングドリンクをお楽しみいただくのに最適です。
ロゴ設計にも施された職人の工夫
「咲」のロゴをくっきりと見えるように施策を繰り返しました。錫の器は表面がマット(艶消し)で柔らかい反射になり、表面に微妙な凹凸があるため、ロゴがぼやけやすいという問題がありました。そこで、「ロゴの削り方」「深さ」「太さ」「光の反射」を何度も調整して、どの角度から見てもロゴがはっきり見えるように設計されています。
咲グラスシリーズとウイスキーの新しい体験
「咲グラスシリーズ」は、日本を代表するウイスキーのスペシャリスト、静谷和典が開発したウイスキーの魅力を最大限に引き出すためのグラスです。ウイスキーをストレートで味わう楽しさを更に広めたいとの想いから最初に手掛けたのが、「咲テイスティンググラス」です。今では、ハイボールや水割り、ロックなど、飲み方によってウイスキーの特徴を引き立てる新しいラインナップも登場し、高い評価を得ています。本テイスティンググラスは、国内にて熟練のガラス職人が、吹きガラスという伝統的な製法で作ったハンドメイドのグラスであり、機械的に大量生産したものとは違い、一点一点が少しずつ形を異にし、二つとない個性を作り上げているのです。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000145570.html