都心高層マンションで防災力の革新、旭化成ホームズが強靭化大賞受賞


共助型防災で「ジャパン・レジリエンス・アワード」最優秀賞を受賞
旭化成ホームズ株式会社と品川区が連携して取り組んだ『都心高層マンションにおける"真の防災力"への挑戦』が、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会主催の「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2026」において最優秀賞を受賞しました。建物計画による「自助」と、町会・住民・行政が連携する「共助」を一体で設計した点が高く評価されたもので、都心高層マンションにおける防災のモデル性と持続性が認められました。
敷地内防災倉庫で地域との交流拠点を創出
取り組みの拠点となった分譲マンション「アトラスタワー五反田」では、マンション敷地内に西五反田本町会の防災資機材倉庫を設置しました。この倉庫は災害時の地域防災拠点としてだけでなく、地元の祭りで使用される神輿も収容されます。地域行事や祭事にも活用されることで、住民と地域が日常的に交流できる新たな共助・交流拠点となっています。
DXを活用した地域コミュニティの情報共有を実現
マンション住民専用コミュニティアプリ「Book&Share」を導入し、町会からも情報発信を可能としました。これにより、災害時のみならず平常時から、住民と地域が迅速かつ気軽に情報を共有できる環境を構築しています。防災情報だけでなく、地域からのお知らせなども投稿できることで、より強固な連携体制が整えられました。
参加型防災イベントで約60名が参加
マンション内の防災設備や町会防災倉庫を巡るスタンプラリー形式の防災イベントを開催しました。品川区・消防署・町会・管理組合・開発事業者が連携し、楽しみながら防災を学べる機会を創出しています。タワーマンションでは参加が難しいとされる住民参加型防災において、約60名の方が参加し、高い参加率を実現しました。
浸水対策を含む包括的なハード対策の強化
目黒川沿いという立地特性を踏まえ、ハザードマップや過去浸水履歴を検証した対策を施しています。防潮板の設置、自家発電装置・受水槽の2階レベルへの設置など、災害時にも生活インフラを維持できる浸水対策が実施されました。
今後の都市型マンション開発へのモデル展開を期待
本事例は、今後の都市型マンション開発における防災・地域連携の指針となるもので、他物件への展開も期待されています。旭化成ホームズは今後も、建物の安全性向上に加え、地域とともに防災力を高める持続可能なまちづくりに取り組んでいくとしています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000073738.html