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チャイナドレス展2026年5月開幕、謝黎コレクションで100年の美の変遷を体感

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

1900~1940年代の代表作が一堂に

2026年初夏、日中友好会館美術館では『心惹かれるチャイナドレス ――100年前のモダン都市に生まれた美の装い』展を開催する。チャイナドレスコレクションとして名高い「謝黎コレクション」から、1900~1940年代の代表的なドレスを厳選して展示する企画である。併せて、纏足(てんそく)の靴や調度品、手刺繍の小物なども紹介される予定だ。入館は無料となっている。

東西文化の融合から生まれたモダンファッション

当時の日本社会は「大正浪漫」と呼ばれる時代の空気に包まれ、西洋化の進展とともに、和装と洋装が共存する新たなファッション文化が花開いた。同じ頃、中国でも近代化が進み、政治・経済・文化など多方面において東洋と西洋が激しく交錯し、やがて融合へと向かう時代を迎える。そうした時代背景のもと、当時のモダン都市・上海で誕生したチャイナドレスは、女性のファッション史における革命的な存在の一つといえるのだ。

展覧会のテーマ「身にまとう・時をひらく」の意味

「身にまとう・時をひらく」をコンセプトとする本展では、清王朝(1644~1912年)の満洲民族の服装「旗袍(チーパオ)」を起源とするチャイナドレスが、西洋ファッションの影響を受けながら、中国に何千年も受け継がれてきた伝統的な衣裳形式から逸脱し、やがてモダン女性のファッションアイテムへと変化していく過程に注目する。各年代のチャイナドレスを通して、20世紀初頭の中国が封建王朝から近代国家へと移行するなかで生じた、女性の社会的地位の変化や身体的美意識の覚醒など、さまざまな側面における「ひらく」をテーマに掘り下げられるのだ。

4章の展示構成で辿るチャイナドレスの歴史

本展は年代順に4章で構成され、各時代の特徴を表す作品を通してチャイナドレスの歩みがたどられる。第一章は「チャイナドレスの起源」として、清王朝満州民族の旗袍を紹介。第二章「身体的美意識の覚醒」では1910~20年代の新型旗袍を展示し、女子教育の普及と「女性解放」「男女平等」の思想の広がりとともに変化した女性の姿を紹介する。第三章「モダン都市の流行」では1930年代以降の「海派(ハイパイ)チャイナドレス」を展示し、伝統的な平面裁断から西洋的な立体裁断へと変化し、身体の曲線を美しく引き立てる洗練された造形が生まれた過程を紹介するのだ。第四章「新たな時代をまとう華」では1940年代の黄金期に制作されたチャイナドレスを紹介し、舶来の新素材の普及により、色彩や質感、文様表現は大きく広がり、社会階層やライフスタイルに応じた多彩な装いが生まれた様子がたどられる。

2026年5月29日~6月28日の開催概要

展覧会は2026年5月29日(金)から6月28日(日)まで、日中友好会館美術館(東京都文京区後楽1-5-3)にて開催される。開館時間は10:00~17:00で、金曜日は20:00まで開館。休館日は月曜日となっている。都営大江戸線「飯田橋」C3出口より徒歩1分、JR総武線「飯田橋」東口からは徒歩7分でアクセス可能だ。特別記念講演「解かれた身体、纏われた都市」は6月6日(土)14:00~15:30に、舞台で魅せるチャイナドレスのドレスショー「華麗なる百年」は6月14日(日)14:30~15:30に予定されており、いずれも参加料は無料である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000099851.html