ミスミの工具自販機「MISUMI floow」が石井精工に導入、工場DXを加速


ゴム金型メーカーがドロワータイプ自販機を初導入
ミスミグループ本社が提供する間接材トータルコストダウンサービス「MISUMI floow(フロー)」が、ゴム成形用金型の設計・製造を行う石井精工の葛飾工場に導入されたことをお知らせします。本件は、自販機の新モデルであるドロワー(引き出し)タイプとしての初の導入事例となります。
創業67年の金型メーカー、工具管理の効率化を実現
石井精工は東京都葛飾区に工場を構え、自動車業界を中心に医療、半導体、建築資材関連など多様な分野向けの金型を手掛けています。加工工程では切削工具をはじめとする多品種の間接材を日常的に使用しており、作業を止めずに必要な工具を発注・入手できる環境整備が課題でした。工場内の限られたスペースで工具・部品を効率的に管理できるという点が評価され、MISUMI floowのドロワータイプが採用されました。
現場から発注作業が消え、生産効率が向上
取締役統括マネージャーの石井洋平氏は「人材難に備え、人が担う仕事とAIで補える仕事を明確に分けることが重要。MISUMI floowは工具管理の在り方を見直し、工場のDXを進める取り組みにつながると感じている」とコメントしています。
発注ご担当者の久保田浩氏は「工具の在庫がなくなると設計作業を中断して発注する必要があり、後回しにして忘れることもありました。導入により煩雑な発注作業が減り、設計や加工準備に十分な時間を確保できるようになった」と述べています。
現場ご担当者の相澤涼平氏は「導入前は工具を受け取るために別室に移動し、靴を履き替えて管理担当者のもとへ行く必要がありました。現在は現場から出ずに必要な工具をその場で取ることができ、担当者不在でも作業を止めずに進められます。移動や確認にかかる時間が減ったことで、3Dプリンターの活用や商品開発など、できることが広がりました」と話しています。
MISUMI floowが製造現場にもたらす価値
「MISUMI floow」はデジタル革新により、顧客の需要データに基づいた最適なチャネルでの商品提供を可能にしています。調達担当者の発注の手間を省き、在庫量を可視化することで、調達時間を7割削減し、適切な在庫管理を実現します。工場常設の自販機はミスミが納品を行い、自販機内の在庫はミスミ資産となるため、過剰在庫を抱えることはありません。顔認証やIDパスにより使い過ぎを防ぎ、社員のコスト意識改革にもつながります。同サービスは2025年度にグッドデザイン賞、IT賞でIT最優秀賞(顧客価値・サービス革新部門)、日本DX大賞では奨励賞(SX部門)を受賞しています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000351.000012100.html