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門田光雅の個展がNYで開幕、フリーズ・ウィークで東洋美学を世界へ

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
"Alive" 2026 Acrylic and Carborundum on Cotton 2273×1818mm(プレスリリースより)

フリーズ・ウィークにあわせてニューヨークで開催

株式会社GARDEが手掛けるアートギャラリーGOCA by Gardeは、日本を代表する現代アーティスト門田光雅の個展「Dissolving Horizons: A New Figure-Ground Proposition(融解する地平:地と図への新たな命題)」を2026年5月7日(木)より開催する。本展は、現代アートシーンにおける最大規模の国際的アートイベント「Frieze Week(フリーズ・ウィーク)」の開催にあわせて実施されるもので、世界中のギャラリー、コレクター、キュレーターがニューヨークに集結するこの時期に、チェルシーの同ギャラリーにて披露される。

東洋的精神性とアメリカ抽象表現主義の融合

GOCA by Gardeは、日本およびアジアのアーティストを世界へ紹介する拠点として、GARDE初の海外アートギャラリーである。門田光雅は、アメリカ抽象表現主義の文脈を踏まえつつ、日本的な多神教的世界観を背景に独自の絵画表現を展開してきたアーティストだ。本展では、「地と図」という絵画の根源的な構造を主題に、空間と行為、自己と世界といった境界が揺らぎ続ける視覚体験を提示する。

本展は、門田の作品をアメリカ抽象表現主義の正統な延長線上に位置づけながら、その根底にある東洋的な精神性を、グローバルな美術史の文脈において再定義する試みである。かつてヘレン・フランケンサーラーやバーネット・ニューマンらが挑んだ、背景(地)と主体(図)の境界の解体という課題に対し、門田は万物の中に神性を見出す「非二元論」の視点から新たな応答を提示している。

ダイナミックな筆致と色彩による新たな地平

門田の作品においては、ダイナミックな筆致と色彩がせめぎ合い、空間と絵画行為の境界が絶えず揺らぎ、融解していく。これは、抽象表現主義が到達した平面性の可能性を継承しつつ、東洋哲学的な思想を絵画構造へと昇華させる試みでもある。フリーズ・ウィークという国際的に注目度の高いタイミングにおいて、門田の作品は、美術史的文脈と文化的アイデンティティを横断する存在として提示され、国際的な評価のさらなる深化が期待されている。

展覧会開催概要

展覧会は2026年5月7日(木)から6月18日(木)まで開催される。会場はGOCA by Garde 515 W 23rd St, New York, NY 10011で、入場料は無料。門田は1980年生まれで、東京造形大学卒業。20年以上にわたり一貫して絵画表現の限界と新たな地平を探求してきたアーティストであり、近年はアジア圏のアートマーケットにおいても高い評価を獲得しており、国際的な評価をさらに拡張しつつある。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000099560.html