京都の手仕事と現代美術が融合する個展、定家亜由子展が白沙村荘で開催


白沙村荘110年記念、定家亜由子の花まんだら展が開催
白沙村荘 橋本関雪記念館では、白沙村荘造営110年を記念する特別企画として、2026年5月2日(土)から5月24日(日)まで、日本画家 定家亜由子の個展「定家亜由子の花まんだら ― 京都と手しごと展―」を開催いたします。花びら一枚一枚に宿る物語が重なり、やがて曼荼羅のようにひらいていく定家亜由子が描く「花まんだら」の世界を、ぜひご高覧ください。
京都の職人とのコラボレーション作品が見どころ
本展は、日本画家 定家亜由子による新作日本画を中心に、京都を拠点とする老舗企業や職人との協働作品をあわせて紹介する展覧会です。自然・建築・美術が一体となった白沙村荘の空間において、「花」を起点に、日本画家 定家亜由子の創作を通して京都の手仕事と精神文化がどのように現代へと受け継がれているのかを問いかけます。
四季飾り棚「祥雲の花」が初披露
本展の見どころのひとつは、京指物の伝統を守る老舗家具・宮崎家具との協働による四季飾り棚「祥雲の花」の展示です。1856年創業の宮崎家具が掲げる「再興」の精神のもと、京指物の系譜と日本画の伝統技法を現代において結び直すことを目指して制作されました。桜材を用いた飾り棚に、日本画による花の扉絵、夜光貝による螺鈿、青金と黄金の純金砂子による雲の表現など、絵画・工芸・家具の領域を横断する一作です。吉兆の象徴である雲にちなみ、「祥雲の花」と名付けられました。この作品は、2025年11月に開催された京都の歴史ある展示会「洛趣会」にて初披露され、多くの来場者を迎えています。
祭礼や茶の湯と結びついた美術作品
令和八年度祇園祭・菊水鉾に奉納予定の扇子および手ぬぐいの原画、さらに裏千家茶道月刊誌『淡交』にて一年を通して描き下ろされた十二か月の扉絵原画を六曲一双の屏風として構成した作品など、個人の制作にとどまらず、祭礼や茶の湯といった京都の文化と深く結びつき、町や人々のもとへと開かれていく美術のかたちが紹介されます。
展覧会の詳細情報
展覧会名は「定家亜由子の花まんだら ― 京都の手しごと展―」で、会期は2026年5月2日(土)〜5月24日(日)10時〜17時(最終入館受付16時まで)です。会場は白沙村荘 橋本関雪記念館(〒606-8406 京都府京都市左京区浄土寺石橋町37)で、料金は一般 1300円、学生 500円、高校生以下無料となります。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000177258.html