坂本眞一『イノサン』のアートプリント展示、麻布台ヒルズで4月開幕


坂本眞一の傑作『イノサン』がアートプリント化
集英社マンガアートヘリテージは、坂本眞一『イノサン Rougeルージュ』より、マリー・アントワネットを描いたイラストレーションをコロタイププリントにより作品化し、麻布台ヒルズのギャラリーで公開・販売する。坂本眞一『イノサン』『イノサン Rougeルージュ』は、18世紀・フランス革命期のパリを舞台に、死刑執行人の兄妹を主人公にした作品である。「すさまじい画力」と高い評価を受け、国内外の読者を驚嘆させ続けている。
圧倒的な描き込みで表現された作品世界
坂本はフルデジタルで作画を行っており、その描き込みは極めて圧倒的である。編まれた髪、繊細なレース、煌めくアクセサリー、光るグラス、絨毯のパターンなど、細部まで徹底的に描かれている。マリー・アントワネットら人物の顔のラインは、一度描いた線を極細の線で消してぼかすという技法により、柔らかなニュアンスが与えられているのだ。今回は、ベルサイユ宮殿でパーティーに明け暮れ、貴族たちと床で眠り込むマリー・アントワネットを描いたシーンが選ばれた。
古典的印刷技法コロタイプで仕上げられた逸品
コロタイプは1855年にフランスの科学者アルフォンス・ポアテヴァンによって発明された印刷技法である。19世紀末から絵はがき、アルバム、美術品の図録などに広く用いられ、定着されたイメージが100年以上残ることが歴史的に実証されている。1887年創業の便利堂(京都)のコロタイプ工房で、モノクロームダブルトーンによりプリントされている。用紙はZuber Rieder社(フランス)の「PUR COTON COCAINE」が選ばれており、仕上がりサイズは574mm x 400mmである。edition 20で、坂本眞一による直筆サイン入りとなっている。
ギャラリー空間で作品の世界を再現
展示にあたり、作品で描かれた世界がギャラリー空間に再現される。薔薇、トランプ、グラスが床に散らばる情景と、幻想的な赤とピンクのライティングが組み合わされている。展示期間は2026年4月28日(火)から6月28日(日)までを予定している。会場は麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1にある集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで、営業時間は11:00~20:00である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000880.000011454.html