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ミヤマクワガタが消える理由、温暖化が昆虫に与える影響とは

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報道発表
プレスリリースより

記録的酷暑の中、ミヤマクワガタに何が起きているのか

今年の夏は記録的な酷暑が予想されています。私たち人間だけでなく、冷涼な環境を好むミヤマクワガタなど、子どもたちに人気の昆虫たちも「暑すぎる地球」で大きな異変に直面しています。5月5日の「こどもの日」を機に、この地球のことを考える機会が増えています。

ミヤマクワガタはなぜ山にいられなくなるのか

ミヤマクワガタは、その名の通り冷涼で湿った山地環境を好む、日本を代表するクワガタムシです。しかし近年、このミヤマクワガタが平地や低山から姿を消しつつあることが、研究者や愛好家の間で報告されています。研究者の指摘では、ミヤマクワガタの幼虫は高温(25℃前後以上)に弱く、生存率が下がります。地球温暖化により、生息適地がより標高の高い場所へ押し上げられています。その結果、もともと生息域が限られている地域では、局地的な絶滅リスクが高まっているとされています。

昆虫は環境変化を教えてくれる最前線の観測者

昆虫は変温動物であり、気温の変化にきわめて敏感です。環境省や日本の昆虫生態学のレビュー研究によると、地球温暖化は昆虫に対して、分布域の北上・高地化、羽化や活動時期の前倒し、世代数や体サイズの変化、寒冷地性昆虫が不利になる競争関係の逆転といった影響を与えることが明らかになっています。つまり昆虫は、「地球でいま何が起きているか」をいち早く知らせてくれる最前線の観測者なのです。

絵本とセミナーで温暖化を学ぶ親子向けイベント

科学絵本『あちちち地球とだいじなやくそく!』(講談社)と子ども向け学びのプラットフォーム「キッズウィークエンド」は、共催イベント「昆虫たちの大ピンチ⁉ 地球ぐるっと探検ツアー★」を2026年5月30日(土)に開催します。本セミナーでは、昆虫研究や環境教育の専門家として活躍する牧田習さんが、ミヤマクワガタやセミ、チョウが減っている理由や、気温が1℃上がると何が変わるのかなどについて、わかりやすく解説します。科学絵本で主人公の二酸化炭素・ニコが地球をめぐったように、昆虫の世界を通じて温暖化の今を学ぶことができます。セミナーは19時から20時まで、小学生から大人まで親子参加を歓迎しており、視聴後には牧田習氏とのオンライン交流会も予定されています。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008413.000001719.html