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貧困地域の子どもたちがファッションショーで自分を表現する喜びを体験

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報道発表
©テレビ大阪(プレスリリースより)

NPO法人「DEAR ME」による国際ファッションプロジェクト

日本の学生が中心となって運営するNPO法人「DEAR ME」は、貧困地域の子どもたちに「自分を表現できる喜び」を体験してもらうため、国際的なファッションショーを展開している。代表理事の西側愛弓さんは、バックパッカー時代に好きな服を着られない貧しい子どもたちを目の当たりにし、大好きなファッションで彼らに夢を与えたいと考えるようになった。2015年に大学生6人で運営を始め、フィリピンで1回目のファッションショーを開催して以来、今や首都マニラでも注目されるイベントへと成長している。

カンボジア初開催と歴史的背景

活動開始から11年目となる今年、「DEAR ME」はフィリピン以外では初めてとなるカンボジアでのファッションショー開催を決めた。カンボジアでは1970年代のポル・ポト政権下で大虐殺が行われ、反体制派と見なされた知識層、特に多くの教師が殺害された。この歴史的背景から、今も学校では教師不足や教材不足が課題となり、子どもたちは自己主張や自己表現が苦手だと言われている。そのような状況下でのファッションショーは、特別な意味を持つ取り組みである。

モデルの子どもたちの変化

ショーのモデルとなった小学校4年生のアンちゃんは、父親を早くに亡くし、母と兄の3人暮らし。学習面でやや遅れており、恥ずかしがりの性格だった。しかし、ファッションショー当日は自分でデザインした衣装を身にまとい、ランウェイを堂々と歩いた。その姿に、アンちゃんの母親も胸がいっぱいになったという。

日本での初開催と多文化共生

番組では、日本で初めてのファッションショーにも密着した。外国籍住民の割合が高い多文化共生のまち、大阪生野区の子ども食堂などを運営する企業・団体がモデルの協力をしている。ベトナムから来日した母親を持つ子どもも参加し、衣装を通じて自信と自己表現の機会を得ている。国によって見た目も文化も性格も違う子どもたちが、ファッションやメークによって自信を持ち、自分を表現できるようになることは世界共通の価値である。

番組放送情報

このプロジェクトは、テレビ大阪のドキュメンタリー番組「ドキュメンタリー7」第37回『BLOOM/開花 ~国境を越えるランウェイ~』として放送される。放送日時は2026年4月30日(木)深夜1時で、放送後にTVerでも視聴できる。YouTubeチャンネルでは過去の放送も配信されている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002641.000020945.html