無料アプリ「ポケット学芸員」が山頭火ふるさと館に導入


スマートフォンで展示解説が楽しめるガイドアプリが山口県で運用開始
早稲田システム開発株式会社が開発したミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスが、山頭火ふるさと館(山口県防府市)にて令和8年5月1日より運用を開始しました。
導入の背景と選定理由
山頭火ふるさと館は、実物資料のほか文字資料が充実していることが特徴です。個人作家の記念館では、その生涯と多様な展示物の内容理解を促すために解説の工夫が欠かせませんが、パネル掲出などはスペース的に限りがあります。ポケット学芸員は、専用機器を導入することなく、またシステムのユーザであれば追加コストを強いられることなく展示ガイドサービスを展開することが可能です。多言語対応でコンテンツの種類や登録数に制限がなく、国内博物館で多数採用されている実績が評価されました。
配信コンテンツの特徴
現在は、五・七・五に縛られることのない自由律俳句の代名詞でもある山頭火の代表作を紹介するコンテンツが配信されています。句を声で聴くことで、定型に囚われない独特のリズムの中に刻まれた山頭火の息遣いを追体験する行為となり、文字で追う以上に深くその世界観を味わうことができるとあって来館者からも好評を博しています。
山頭火ふるさと館について
自由律俳句の代表的俳人・種田山頭火の故郷である山口県防府市の山頭火ふるさと館は、2017年10月に開館しました。「山頭火をうたい、山頭火にしたしみ、山頭火をつたえる」をテーマに、山頭火の顕彰や継承を行う文学館施設です。投稿雑誌や句集などの実物資料のほか日記や鉄鉢といったレプリカ資料も充実。その生涯を資料とともに辿る常設展示に加えて、さまざまな切り口から山頭火の魅力を伝える企画展を年に3回ほど開催しています。
ポケット学芸員について
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000012880.html