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マーク・ニューソンがデザイン、ジャガー・ルクルトの最高傑作「アトモス・テルリウム」発表

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報道発表
プレスリリースより

永遠に動く時計「アトモス」とは

1928年にスイスの工学エンジニア、ジャン・レオン・ルターが考案したアトモスは、外部からのエネルギー供給や手作業による操作を必要としない独特な時計である。周囲温度のわずかな変化からエネルギーを得ることで、実質的に永久運動を実現するムーブメントを搭載している。このため、わずか1℃の温度変化で2日間にわたって動き続けることが可能である。その秘密は、ガスを密封したカプセルに隠されており、温度変化によってガスの体積が変化し、膜がアコーディオンの蛇腹のように膨張・収縮する仕組みだ。

マーク・ニューソンとのコラボレーション

ジャガー・ルクルトとオーストラリア出身のプロダクトデザイナー、マーク・ニューソンは2008年からコラボレーションを続けている。ニューソンは10代前半に初めてアトモスに出会い、長年にわたりその魅力に惹かれてきた。今回のプロジェクトでは、伝統と現代性を完璧に調和させるべく、素材の意外な活用法を探求し、技術的な慣習に挑戦する彼独自のアプローチが活かされている。

複雑機構とサファイアが輝く天体地球儀

「アトモス・ハイブリス・アーティスティカ・テルリウム by マーク・ニューソン」のキャリバー590は、これまで製作された中で最も複雑なアトモス・ムーブメントである。地球、太陽、月の軌道を極めて精密に立体的に再現し、このため「テルリウム」と名付けられた。ガラス製の地球儀には、主に北半球で見られる64の星座が刻まれており、主要な星を表す539個のカボションカット サファイア(32カラット)がセットされている。特に印象的なのは「インビジブルセッティング」の錯覚を実現する製造プロセスで、膨大な研究と数多くの試作が重ねられた末に、ジェムストーンがガラスの外表面に直接埋め込まれている。

卓越した精度を誇るムーンフェイズ機能

キャリバー590に搭載されるムーンフェイズ機能は、5,770年間でわずか1日の誤差という卓越した精度を誇る。月は自転しながら、その満ち欠けを極めて正確に繰り返し、まさに天体の動きを時計の中に閉じ込めている。また、季節表示機能では、地球と月のサブダイヤルが中央の太陽の周りを1年で1回転する。ジャガー・ルクルトの時計職人たちは365.2466日という周期の確立に成功し、グレゴリオ暦の365.2425日に極めて近い精度を実現している。これにより、時計に巻き上げが続けられる限り、2416年まではカレンダーの調整が必要ないという驚異的な精度である。

芸術と技術が融合した装飾の数々

キャリバー590の複雑さと高度な技術力にふさわしく、機構の主要な部品には様々な装飾仕上げが施されている。立体的な地球には、ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール工房にて手作業で細密画が施され、奥行きと細部が表現されている。月のリングには文字通り隕石であるメテオライトが象嵌されており、宇宙を表現する工夫がなされている。ケースはミラノの老舗レザー工房セラピアンによって手作りされたブルーカーフレザーで構成され、モジュール式により時計を展示したり収納したりするために様々な形に組み替えることが可能である。

2026年4月ミラノ・デザイン・ウィークで発表

本モデルは3台限定生産となり、2026年4月21日から26日まで、ミラノ・デザイン・ウィークに合わせて開催されるジャガー・ルクルトの「アトモス」展で発表される予定である。リファレンスナンバーはQ5765310。永遠に動き続ける時計とマーク・ニューソンの美的ビジョンが結実した、まさに芸術作品である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000081257.html