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ケニア人アーティスト3名が初来日。5月30日、東京でキベラの声を語る

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報道発表
プレスリリースより

ケニアのスラム・キベラから3人のアーティストが初来日

特定非営利活動法人シフトエイティが企画する写真・映像展「キベラ"スラム"から見つめる世界 ―語られてきた私から、語る私へ。―」(2026年4月25日〜5月31日、アートセンターBUG開催)に出展するケニア人アーティスト3名の来日が決定した。来日するのは、フォトグラファーのSir.jeree、フィルムメイカーのFrankline Olando、Vin Sekaniである。

ナイロビの巨大スラム・キベラに暮らす12名のアーティストの作品(100点超)が並ぶ本展。これまで「語られる側」として外部のメディアやアーティストに撮られてきたキベラが、今回のアーティストたちの来日により、自ら語る側へと立場を転換する。東京での発表は、本展のテーマである「語られてきた私から、語る私へ。」を距離と時間を超えて体現する大きな機会となる。

3人のアーティストのプロフィール

フォトグラファーのSir.jeree(Jeremiah Onyango)は、スワヒリ語で「今/あの時」を意味する作品『SASA WAKATI ULE』を出展。6年にわたりキベラを記録し続け、近年は高齢者デイケアセンターに3年間ボランティアとして通い、「老いること」の物語に耳を傾けてきた。自らを「翻訳者」と呼び、キベラと外の世界をつなぐことを自身の仕事と位置づけている。

フィルムメイカーのFrankline Olando は短編映像作品『ANGRY HUNGER』『BOI』『UKO POA』を出展。2019年に役者として映画の世界に入り、携帯電話を含む限られた機材で制作を続けながら、フェミサイドや若者の失業など、キベラの現実を物語の力で記録している。

もう一人のフィルムメイカーVin Sekani(Vincent Oroko)は短編映像作品『Objects On The Mirror May Look Closer Than They Are』を出展。ハイスクール時代、SHIFT80の撮影にモデルとして参加した経験から「撮られる側ではなく、撮る側を知りたい」と思い、2025年4月に開催された日本からのカメラ寄付とレクチャーのプロジェクトKIBERACTIONへの参加を経て撮影者となった。本展に並ぶ作品は、日本から寄付されたカメラを借りて制作されたものである。

アーティスト・イン・レジデンス成果発表会で滞在期間の成果を披露

来日した3名は、滞在期間中にアーティスト・イン・レジデンスとして新たな撮影・制作活動を行う。その成果を、本展会期中の最終週に発表する。成果発表会は2026年5月30日(土)19時00分から20時30分まで、アートセンターBUG(東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー1F)にて開催。Sir.jeree、Frankline Olando、Vin Sekaniが登壇し、司会は坂田ミギーが務める。詳細・申込はhttps://crawl-sakata-2026-0530.peatix.com/で受け付けている。

展覧会概要と来日実現への想い

本展に出展する12名のうち、これまでキベラの外、ましてや海外で自分の作品を発表する機会を持てた人はほとんどいない。企画者の坂田ミギーは「撮影機材も、パスポートも、いずれも『当たり前のもの』ではありません。そのひとつひとつを越えてきた3人が、滞在期間中にどんなものを撮るのか、どんなことを語ってくれるのか。私自身とても楽しみにしています」とコメントしている。展覧会は2026年4月25日(土)から5月31日(日)まで開催。入場は無料である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000167726.html