千葉大学とトリプルアイズがAI教育で連携、2026年度から新講座開設


千葉大学とトリプルアイズが包括連携協定を締結
国立大学法人千葉大学と株式会社トリプルアイズが、AI教育および地域社会のDX推進を目的とした包括連携協定を締結した。調印式は2026年5月1日に行われた。千葉大学学長の横手幸太郎氏とトリプルアイズ代表取締役CEOの片渕博哉氏による協定の締結により、両者の連携体制が正式に整った。
新たなAI教育プログラムの展開
両機関はこれまで、千葉大学次世代才能支援室が実施する「ASCENT-6E」(アセント・シックスイー)プログラムにおいて、高校生向けのAI関連講座を実施してきた。本協定により、令和8年4月から全学部・学年を対象とした「AI共創とデジタルデザイン基礎演習(2単位)」が新設される。この講座では、デザイン思考によるUI/UXの設計と生成AIを活用したアプリ作成を実施し、全15回の演習形式で行われる予定である。
講座の詳細と4つの学習目標
本講座は千葉大学工学部15号棟110講義室で、毎週金曜日の4限・5限に開講され、1〜4年生の全学部を対象とし、42名の受講者を予定している。学習目標としては、社会課題の解決策をデジタル製品として具現化するデザイン思考の実践、生成AIの特性を理解し適切に制御するAI活用と制御、AI生成のコードの誤りを発見・修正するプログラミングの本質習得、そして設計と実装のサイクルを回すアジャイル開発の体得が掲げられている。
両機関の連携による社会課題解決へ
千葉大学学長の横手幸太郎氏は、「トリプルアイズの最先端のAI技術と本学の普遍教育、高大連携教育、アントレプレナーシップ教育のリソースを結びつけ、AI時代にふさわしい人材育成の実現につながることを期待している」とコメントしている。トリプルアイズ代表取締役CEOの片渕博哉氏は、「トリプルアイズの社会実装力とアカデミアである千葉大学の研究結果と人材を掛け合わせることで、世の中を動かせるような社会活動ができると考えている。画像認識やAI研究開発のアセットを活用して、学際的な共同研究や国際的なDX人材の育成を進めていく」と述べている。
高大連携プログラムの継続的な推進
「ASCENT-6E」では今後も、高校生を対象として同社による生成AI講義を継続的に実施し、探究型プログラミング演習を通して創造的問題解決力の育成を目指していく予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001178.000015177.html