BOOK☆WALKERが日本・台湾で同人誌の自動翻訳販売開始


言語の壁を越えた同人誌の新展開
株式会社ドワンゴと台灣漫讀股份有限公司は、電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」と「台湾BOOK☆WALKER」において、マンガ同人誌の相互販売を2026年5月15日から本格始動する。Mantra株式会社が開発したマンガ専用自動翻訳システムを採用し、日本語のマンガ同人誌を台湾で、中国語(繁体字)のマンガ同人誌を日本で販売することが可能になる。
翻訳コストの高さという課題を解決
国内の同人誌即売会には海外ファンの来場者が年々増加しており、同人誌の多言語化へのニーズが高まっている。しかし個人作家が海外展開するには、翻訳コストの高さなど様々なハードルが存在していた。こうした言語の壁を打破するため、両社はMantra社と協力。2025年春から先駆的な「相互販売」を試験提供してきた。購入した同人誌は自動翻訳付きビューアにより、文脈を加味した自然な翻訳文を閲覧画面上に表示できる。
対象書籍を約340冊に拡大
今回、対象書籍が約340冊に拡大され、今後も順次拡大していく。正式リリースを記念して、日本のBOOK☆WALKERでは対象作品にコイン20%還元キャンペーン、台湾BOOK☆WALKERでは1冊15%OFF、3冊21%OFF、5冊31%OFFのキャンペーンを実施する。いずれも2026年5月15日から5月31日までの実施となる。
マンガに特化したAI翻訳エンジン
本機能に採用されているのは、Mantra株式会社が開発したマンガ専用の機械翻訳エンジンである。マンガ専用の文字認識やキャラクターの識別技術を搭載し、物語の文脈や登場人物の関係性といった高度な内容理解を行うことで、高品質なマンガ翻訳を実現している。翻訳対応は吹き出し内の台詞のみとなり、Webブラウザでのみ表示可能だ。
グローバルな読書環境の構築へ
ドワンゴ電子書籍事業は「「好き」と「好き」がつながる世界をつくる」をビジョンに掲げている。趣味性や熱量が極めて高い同人誌の分野において、国や言語を越えて作品と読者が出会う場を創出することが役割と考えられている。今後はさらに対象範囲や対応言語の拡大を目指し、シームレスに読書を楽しめる環境を提供していく予定だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000929.000096446.html