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小松市の話題スポット「ATAKA TERRACE」に日本海を映す新モニュメント『鏡の勧進帳』が登場

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報道発表
プレスリリースより

勧進帳モチーフの体験型モニュメント、安宅に誕生

石川県小松市の文化観光施設「ATAKA TERRACE(安宅の関 こまつ勧進帳の里)」の屋外エリアに、新モニュメント「鏡の勧進帳」が設置された。歌舞伎「勧進帳」に登場する巻物をモチーフにした鏡面仕上げの体験型モニュメントで、立つ位置や撮影角度によって、日本海や水平線、空、松林、施設の建物、訪れる人自身の姿が鏡面に映り込む。安宅ならではの景観を一枚の写真に収めることができるフォトスポットとして、設置直後から来館者の注目を集めている。

海も空も、時間も映す景観体験

「鏡の勧進帳」の魅力は、撮る人の立ち位置や時間帯によって、まったく異なる景色を楽しめることである。海を大きく映したり、松林や施設の建物を一緒に収めたり、人物を中心にして背景として日本海を映し込んだりと、撮影の仕方によってさまざまな表情が生まれる。晴れた日には青空と日本海が爽やかに映り込み、雲が流れる日にはやわらかな空の表情が鏡面に重なる。夕暮れ時には、日本海に沈む夕日が映り込むこともあり、訪れる時間によって違う一枚を撮影できるのが特徴だ。ただ写真を撮るだけではなく、安宅の海辺で過ごした時間や、その日だけの空気感を記念に残せる注目のフォトスポットとなっている。

白紙の勧進帳を鏡で表現、小松のものづくりが実現

「鏡の勧進帳」の企画・デザインは、小松市を拠点に活動するデザイナー・横山真紀氏が手がけた。横山氏は、グラフィックデザインやブランディング、商品開発などを手がけるデザイナーで、小松市のイメージキャラクター「カブッキー」のデザインにも携わっている。設計・製作は1948年創業の板金加工会社であるダイエー株式会社が担当。スチール・ステンレスを中心とした精密薄板板金・加工を手がけ、長尺曲物加工を得意とする小松のものづくりを代表する企業だ。現地での施工は、有限会社看板工房イストが担当した。企画・デザイン、設計・製作、施工に関わる各社の技術と連携により、安宅の関エリアに新たな象徴となるモニュメントが誕生した。

安宅の関に伝わる勧進帳の物語を裏面に刻む

安宅の関は、歌舞伎「勧進帳」や能「安宅」の舞台として知られ、小松の歴史文化を象徴する場所である。歌舞伎「勧進帳」は、源義経一行が山伏に姿を変え、奥州へ向かう途中で安宅の関を越えようとする物語で、関守・富樫に疑われた弁慶は、白紙の巻物を本物の「勧進帳」であるかのように読み上げ、主君・義経を守ろうとする。弁慶の忠義、義経の悲運、富樫の情けが交差する場面は、小松・安宅の地に息づく文化として、今も大切に受け継がれている。「鏡の勧進帳」の裏面には、歌舞伎「勧進帳」の世界観をたどる言葉が刻まれており、あわせて、安宅海岸から望む日の入りの位置についても紹介している。訪れる方が景観と物語の両方に触れられる、この場所ならではのモニュメントが実現した。

約1か月で来場者1万5,000人を突破した交流拠点

「ATAKA TERRACE」は2026年4月1日より新たな呼称として展開している施設で、歴史・文化・景観・食をつなぐ交流拠点として、ランチやカフェ、テラスでの滞在、子ども連れでの来館、愛犬とのお出かけなど、幅広いシーンで利用されている。オープン以来、地域の方をはじめ、観光で訪れる方や家族連れ、愛犬と一緒に来館される方など、多くの方にご利用いただき、オープンから約1か月で来場者数は1万5,000人を突破した。館内には、レストラン・カフェ、セレクトショップ、コワーキングスペース、キッズスペースなどを備えるほか、隣接する「勧進帳ものがたり館」と共に、安宅の関に伝わる物語や文化に触れることができる。屋外には、日本海を望む開放的な空間が広がり、歌舞伎「勧進帳」の名場面を象った弁慶・義経・富樫が並ぶ安宅の関の三像や、海をバックにした「A」のフォトスポットなど、周辺の見どころとともに楽しめるのが魅力である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000151077.html