日本のアート専門用語を一元化、ART PLATFORM JAPANが日英対訳用語集を5月18日公開


国立アートリサーチセンターが約300用語を収録
独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター(NCAR)は、日本の近現代アートに関する情報を集約するリサーチポータル「アートプラットフォームジャパン(Art Platform Japan、略称APJ)」内に、『APJ Japanese-English Bilingual Glossary(日英対訳用語集)』を5月18日に公開した。約300用語を収録した本用語集は、美術分野の翻訳に携わる実務者や研究者を主な対象としており、日本のアートに関する文章を英語へ翻訳する際の課題となってきた専門用語について、適切な訳語選択の手がかりを提供する。
近現代アートの文脈を踏まえた用語整備
本用語集の特徴は、日本の近現代アートの専門用語に焦点を当てている点にある。美術団体や制度、展覧会に関わる語彙など、近現代ならではの文脈を踏まえた用語を整理することで、日本のアートに関する批評や文献の英語による発信を支援する。APJ内の「日本アーティスト事典」(DAJ)で使用した用語を中心に選定し、各項目にはローマ字表記(Transliteration)、英訳(English Translation)、原語(Japanese Name)を掲載した。
国際的な理解促進に向けた基盤整備
APJは日本全国の約220以上の美術館・博物館をはじめ、多数の機関や個人との協力・連携により運営されている。NCARは、ナショナルセンターとして日本全国の情報を幅広く集約するAPJを通じて、世界のアート分野における日本の存在感の向上を目指している。本用語集の公開により、日本の近現代アートに関する知識や議論が、言語の壁を越えて国際的に共有されやすくなることが期待される。今後も用語の追加や改訂を随時行い、日本のアートに関する研究・批評・発信の国際的基盤を強化していく方針である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000117982.html