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ポーラ美術館25周年記念「コレクション・シネマ」マークレーとリヒターの映像作品公開

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報道発表
プレスリリースより

開館25周年を記念した新しい映像作品展

ポーラ美術館は、2002年の開館から25周年を迎えます。この記念すべき年に、新収蔵作品の中から珠玉の映像作品2点を前期・後期に分けて紹介する「コレクション・シネマ」を開催いたします。前期ではクリスチャン・マークレーによる最新の映像作品を、後期では絵画を映像表現へと展開したゲルハルト・リヒターの作品を、それぞれ初公開いたします。

前期展示:クリスチャン・マークレー《ドア》

時間芸術、特に音楽と映像にまつわる表現によって革新的な活動を続けるクリスチャン・マークレー。《ドア》は、古今東西の膨大な映画からの引用とコラージュによって、10年以上の歳月をかけて制作された大作です。丹念に収集・分類されたドアにまつわるシーンの数々が、別の映画のドアへと滑らかに接続し、映画史を自由に往来しつつ無限に反復する迷宮のような世界が展開されます。時間と空間の連続性を偽りながら豊穣なイメージを生み出す、圧倒的な映像体験となることでしょう。

クリスチャン・マークレーの芸術活動

1955年カリフォルニア生まれ、ロンドン在住のマークレーは、40年以上にわたりパフォーマンス、コラージュ、写真、彫刻、映像、インスタレーションといった多様な表現を通じて活動してきました。2011年には代表作《時計》でヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞を受賞し、ニューヨーク近代美術館やノイエ・ナショナルギャラリーなど世界の主要な美術館で作品を発表し続けています。

後期展示:ゲルハルト・リヒター《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》

後期では、ゲルハルト・リヒターの映像インスタレーション作品が展示されます。《ムーヴィング・ピクチャー(946-3)京都ヴァージョン》は、リヒターが過去に制作した絵画をもとに、映画監督コリンナ・ベルツ、作曲家レベッカ・サンダース、トランペット奏者マルコ・ブローウとの協働により制作されました。13基のスピーカーによるサウンドと、生成・変容し続ける鮮烈なイメージによる没入的体験は、作家の近年の制作における集大成のひとつとなっています。

ゲルハルト・リヒターの芸術実践

1932年ドレスデン生まれ、ケルン在住のリヒターは、60年以上にわたり絵画の条件――その原理、限界、可能性――を探究し、更新し続けています。存命の作家の中で、最も重要かつ影響力のある芸術家のひとりとして広く認められており、メトロポリタン美術館やテート・モダンなど世界を代表する美術館で個展を開催しています。

同時開催の「あたらしい目」展とともに楽しむ

「コレクション・シネマ」は、同時開催の「あたらしい目――モネと21世紀のアート」展とあわせてお楽しみいただけます。ポーラ美術館では、印象派をはじめとする19~20世紀の近代絵画をコレクションの核としながら、近年は現代美術の第一線で活躍し、国際的に高い評価を受ける作家たちの作品収集にも注力しており、多角的なアート体験をご提供しています。

展覧会情報

会期は2026年6月17日(水)から2027年4月7日(水)までです。前期「コレクション・シネマ I」は2026年6月17日~11月30日、後期「コレクション・シネマ II」は2026年12月4日~2027年4月7日の開催となります。会場はポーラ美術館展示室3で、入館料は大人2,200円、大学・高校生1,700円、中学生以下無料です。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000026617.html