江戸の幽霊・妖怪画100点が集結、福岡市博物館で特別展開催


福岡市博物館の珠玉のコレクション、ついに公開
福岡市博物館では、2026年7月19日から9月13日まで、特別展「福岡市博物館収蔵 幽霊・妖怪画コレクション」を開催する。本展は幽霊や妖怪そのものではなく、これらを題材にした「絵」に焦点を当てた展覧会である。不気味で異質な存在はなぜ描かれ、飾られ、大切にされてきたのか。その謎に迫る。
妖怪から幽霊まで、多種多様な作品約100点を展示
福岡市博物館には日本有数の幽霊・妖怪画コレクションがあり、伊藤若冲や河鍋暁斎をはじめとする気鋭の絵師たちの作品を多数収蔵している。本展では、江戸時代に描かれた所蔵品を中心に、近年の作品を含む選りすぐりの約100点を展示する。会場に並ぶのはこわい絵ばかりではなく、儚く美しいものからコミカルで可愛いものまで、ラインナップは多種多様だ。
展示は4つのセクションで構成
展示はプロローグ、第一幕、第二幕、エピローグの4つのセクションで構成されている。プロローグでは骸骨と屍の絵で、この世ならざる世界へ誘う。第一幕「妖怪画のこころ」では、人びとが目に見えないおそれを絵に描き、可視化することで理解し、魅力ある存在へと変えてきたさまを紹介する。第二幕「幽霊画のこころ」では、美しい幽霊図から恐ろしい幽霊図、コミカルな幽霊図まで、描かれた人の姿に寄せられた先人たちのさまざまな心情や思惑をたどる。エピローグでは暮らしの中で用いられてきた化物絵や、祭りの夜にあらわれる化物絵をご紹介する。
充実した関連イベントも開催
怪談落語会、講演会、トワイライト模写タイムなど、多彩な関連イベントを予定している。橘家文太による「夏のこわ~い怪談落語会」は7月25日に開催。8月2日には東京藝術大学大学美術館特任准教授の田中圭子による講演会「みえない恐怖をえがく―こわいものみたさの日本美術史」が行われる。また毎週水曜日には担当学芸員によるギャラリートークも開催される。
観覧料金と開館時間
観覧料金は一般1,500円(前売1,300円)、高大生800円(前売600円)、中学生以下無料。開館時間は9時30分から17時30分(入場は17時まで)で、7月24日から8月23日の金・土・日・祝日と8月13日はトワイライトミュージアムとして20時まで延長される。チケットはアルトネチケット、ローソンチケット、セブンチケットで販売中で、前売販売期間は5月22日から7月18日までである。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000426.000027592.html