SPACECOOL、シンガポール「The Liveability Challenge 2026」でInvestment Prize受賞


日本企業として唯一のファイナリスト、放射冷却技術で受賞
SPACECOOL株式会社は、Temasek Foundationが主催し、Eco-Businessが運営するグローバル・サステナビリティ・イニシアティブ「The Liveability Challenge 2026」において、100か国以上・1,500件超の応募の中からトップ3社に選出され、Investment Prizeを受賞した。
The Liveability Challengeは、都市型熱帯地域における喫緊の持続可能性課題の解決に向けた革新的ソリューションを評価するグローバルイニシアティブである。当社は、気候変動および暑熱への対応をテーマとするCool Earth分野において、日本企業として唯一ファイナリストに選出された。
グランドファイナルでの受賞と今後の展開
2026年5月20日にシンガポール・Marina Bay Sands Expo and Convention Centreで開催されたグランドファイナルでは、当社が開発する放射冷却素材「SPACECOOL」を活用した熱帯都市向け冷却ソリューションについて最終ピッチを実施し、Investment Prizeを受賞した。
シンガポールをはじめとする東南アジア地域が直面する熱課題の深刻さと、本気で向き合うシンガポールの意志を現地で強く感じた。この度の受賞を励みに、SPACECOOLは東南アジア地域における持続可能な冷却ソリューションの社会実装のきっかけとし、グローバル規模の暑熱課題の改善をさらに加速していく。
SPACECOOL株式会社について
2021年4月に設立した国内発クライメートテックスタートアップである。自然界の放射冷却現象を技術化し、従来技術では実現できなかった日中のゼロエネルギー冷却を可能にする放射冷却素材「SPACECOOL」の研究開発・販売を行っている。建物や屋外インフラ、人や動植物にSPACECOOLを適用することで、エネルギー負荷やCO2排出量の削減、ヒートストレス改善や生産性の向上などを実現し、地球温暖化対策のゲームチェンジャーを目指している。
放射冷却素材「SPACECOOL」の特徴
直射日光下において、太陽光からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけでなく、熱を「大気の窓」の波長域の赤外線として宇宙に逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした世界最高レベルの放射冷却性能を持つ新素材である。光には、大気を通過しやすい波長と大気に吸収されやすい波長が存在しており、光エネルギーの形で熱を宇宙空間に輸送するには大気の透過率が高い波長が優れている。特に透過性が高い波長8~13μmの波長範囲を「大気の窓」と呼ぶ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000187.000078861.html