第127回ドラマアカデミー賞、「リブート」が最優秀作品賞を受賞


「リブート」が3冠達成、「ばけばけ」も複数受賞
株式会社KADOKAWAが発行するテレビ情報誌「月刊ザテレビジョン」は、2026年冬クール(2026年1月~3月放送)の連続ドラマを対象とした「第127回ドラマアカデミー賞」の受賞結果を発表した。今期はTBS系日曜劇場「リブート」とNHK連続テレビ小説「ばけばけ」が主要部門を分け合う接戦となった。
「リブート」は最優秀作品賞に加え、主演男優賞(鈴木亮平)、脚本賞(黒岩勉)の3冠を達成。一方、「ばけばけ」は主演女優賞(髙石あかり)、助演男優賞(トミー・バストウ)、監督賞などを受賞し、高い支持を集めた。
「リブート」が評価された理由
最優秀作品賞を受賞した「リブート」は、妻殺しの罪を着せられた主人公が、刑事へと顔を変える(リブート)ことで真実を追うファミリーサスペンス。先の読めない展開と家族愛を軸にした濃密な人間ドラマが高く評価された。
主演の鈴木亮平は、パティシエ・早瀬陸と刑事・儀堂歩という2人の人物像を圧倒的な熱量で演じ分け、「松山ケンイチに見えた」と話題を呼ぶほどの没入感ある演技が絶賛された。脚本を担当した黒岩勉は、顔を変えて別人になるという大胆な設定を、家族愛を軸にしたリアルなサスペンスとして昇華させ、巧みな伏線と二転三転する展開で視聴者を熱狂させたことが認められた。
その他の受賞作品・受賞者
主演女優賞は髙石あかりが「連続テレビ小説『ばけばけ』」で受賞。怪談好きの主人公・松野トキを自然体かつ繊細に演じ、豊かな表情と感情表現で視聴者を魅了し、朝ドラヒロインとして強い存在感を示した。
助演男優賞はトミー・バストウが「ばけばけ」で受賞し、英語教師ヘブン役として気難しさと純粋さを兼ね備えた人物像を好演。助演女優賞は江口のりこが「再会~Truth Silent~」で受賞し、主人公とバディを組む刑事・南良理香子役を熱演した。
監督賞は村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史、小林直毅、小島東洋が「ばけばけ」で受賞。朝ドラらしくない陰影の美しさと評された映像演出が高評価を受け、静かな日常描写と幻想的な世界観を融合させ、新たな朝ドラ像を提示した。ドラマソング賞は「ばけばけ」の主題歌「笑ったり転んだり」/ハンバートハンバートが受賞した。
ドラマアカデミー賞について
ドラマアカデミー賞は、1994年からスタートした「ザテレビジョン」が主催するテレビドラマ賞である。読者、TV記者、ドラマ識者による投票をもとに、四半期ごとに放送された地上波連続ドラマの中から優秀作品・出演者・スタッフを表彰している。「月刊ザテレビジョン」2026年7月号では、受賞者インタビューや読者コメント、参加型企画を掲載する予定となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000019428.000007006.html