明治期の貴重な文芸資料を公開 山陰明星歌人の作品が図書館に所蔵


島根県立大学松江キャンパス図書館が所蔵する山陰明星歌人資料
島根県立大学松江キャンパス図書館では、島根県の文人である奥原碧雲(1873-1935)・河野翠瀲(1884-1941)・能海紫星(1885-1915)の遺した文芸資料を所蔵しています。この三名の文人は、いずれも明治期の新詩社による詩歌雑誌『明星』とのかかわりをもち、山陰地方の文芸活動を大きく発展させました。
出雲地方の歌壇を伝える貴重な資料
資料のうち、雑誌『ミチシホ』(二葉会)と『卯の花』(中央歌文会出雲平田支部)は、いずれも出雲地方で発行され、明治期の出雲の歌壇の一端が窺える貴重なものです。また、石見地方で発行された『銀鈴』(銀鈴社)の表紙は、グラフィックデザイナーである杉浦非水(1876-1965)による華やかな表紙が特徴的な資料として知られています。
与謝野鉄幹の添削が入った重要な歌稿
奥原碧雲歌稿と河野翠瀲歌原稿は、ともに与謝野鉄幹の添削入りで、雑誌『明星』への作品掲載に繋がるものとして極めて重要です。ご遺族の方から寄贈いただいたこれら貴重な資料の保存と活用のため、画像データを順次公開する予定となっています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000296.000088950.html