『本なら売るほど』×新潮文庫、出版社を超えたコラボ実現


マンガと文学が出会う、前代未聞のコラボレーション
「マンガ大賞2026」大賞、「このマンガがすごい!2026」オトコ編第1位を獲得した漫画『本なら売るほど』(児島青/著・KADOKAWA刊)と、新潮文庫(新潮社)による出版社の垣根を超えた夢のコラボが実現した。『本なら売るほど』に登場した『夜間飛行』(サン=テグジュペリ/著、堀口大學/訳)と『恋人たちの森』(森茉莉/著)に、コミックスのコマを使用した期間限定帯が誕生し、全国の書店にて順次発売されている。
古本屋から広がる、本への想い『本なら売るほど』
『本なら売るほど』は、ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」を舞台にしている。店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて訪れるお客は様々だ。本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく物語である。本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る作品として注目を集めている。
コラボ対象作1『恋人たちの森』著者・森茉莉の官能的世界
『本なら売るほど 1』に登場する『恋人たちの森』は、頽廃と純真の綾なす官能的な恋の火を言葉の贅を尽して描いた作品である。著者の森茉莉(1903-1987)は、東京千駄木生まれで森鴎外と二度目の妻志げの長女。生来病弱だったため父の溺愛を受けて成長し、20代での二度の離婚経験、初婚時代の滞仏体験を経て、幻想的な芸術世界を艶美繊細に築きあげた。本作は田村俊子賞を受賞。1975年5月2日発売、定価781円(税込)。
コラボ対象作2『夜間飛行』実録的価値と文学性を併せ持つ名作
『本なら売るほど 3』に登場する『夜間飛行』は、著者サン=テグジュペリ(1900-1944)の代表作である。郵便飛行業がまだ危険視されていた草創期に、事業の死活を賭けた夜間飛行に従事する人々の、人間の尊厳を確証する高邁な勇気にみちた行動を描く。実録的価値と文学性を合わせもつ名作としてジッドの推賞する作品である。堀口大學による訳は、詩人・仏文学者として多大な影響を与えた名翻訳である。1956年2月22日発売、定価605円(税込)。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002983.000047877.html