文豪の愛した味を再現、船橋屋が「芥川龍之介の嗜んだ味」販売


芥川龍之介が愛した老舗の味を集めた詰合せ
くず餅・あんみつの製造販売を手掛ける株式会社船橋屋は、2026年7月24日に開催される「河童忌2026 孫が語る 芥川龍之介と菊池寛」にあわせ、文豪ゆかりの老舗の味を集めた特製詰合せ「芥川龍之介の嗜んだ味」を会場ロビーにて1日限定で販売する。
本イベントは、芥川龍之介の命日にあたる「河童忌」に開催される特別企画であり、芥川龍之介の孫・芥川眞子氏と、菊池寛の孫・菊池夏樹氏が登壇し、文豪たちの交流や家族だからこそ知るエピソードを語る。
芥川龍之介と船橋屋の深い関わり
芥川龍之介が中学生の頃、体操の授業中に錦糸町から天神様まで駆けてきて、くず餅を食べて口のまわりに黄な粉をつけたまま学校に戻ったというエピソードが語り継がれている。さらに、昭和2年5月6日~22日の期間、東京日日新聞で「本所両国」の連載をしており、この作品の中で船橋屋のくず餅について記載されている。
作品では「やつと又船橋屋へ辿り着いた。船橋屋も家は新たになつたものの大体は昔に変つてゐない」と描写されており、芥川龍之介にとって船橋屋は思い出の詰まった場所だったことがうかがえる。
文豪ゆかりの5店舗が参加
詰合せには、芥川龍之介ゆかりの老舗5店舗と船橋屋が参加する。うさぎやの「喜作最中」は、二代目当主・谷口喜作と芥川が親交が深く、大正十二年に芥川が鎌倉在住時に、自分好みのお菓子をお願いするために絵付きで手紙を書いている。カフェーパウリスタは、芥川龍之介が久米正雄や南部修太郎に宛てた手紙に待ち合せ場所として記載されている。
長命寺の桜もちについては、芥川龍之介が大正15年に堀辰雄に宛てた手紙で「長命寺の櫻もち」の餡がよくなっていることに驚いたと書いている。梅園は、芥川龍之介のエッセイ「しるこ」に「しるこ屋 らしいしるこ屋」として記述されている。
販売概要と詰合せ内容
販売日は2026年7月24日で、河童忌当選者先行販売は13:00~、一般販売は14:30~となっている。場所は滝野川会館 大ホール ロビーで、価格は1箱1,200円から。詰合せ内容は、喜作最中・珈琲・くず餅・桜もちのセットと、喜作最中・珈琲・くず餅・子とらのセットの2種類をご用意している。
すべて数量限定で、完売次第終了となり予約不可。お支払いは現金またはPayPayのみである。また、特別販売として「伊豆榮 鰻佃煮」も用意され、大正12年7月8日に芥川龍之介が菊池寛らと行った伊豆榮より「山椒」と「生姜」の2種で、各2,500円で販売される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000419.000030085.html