静岡大学の超小型衛星「しらいと」愛称決定、全485件の応募から選定


静岡大学の超小型衛星STARS-Xの愛称が決定
静岡大学が開発した超小型衛星STARS-Xの愛称が「しらいと」に決定しました。令和8年5月11日から5月18日にかけて実施された愛称の公募には、全国から485件の応募がありました。
愛称「しらいと」に決定した理由
工学部内に設置された選考委員会による厳正な選考の結果、青木様(東京都豊島区)、青山様(東京都杉並区)、上田様(静岡県静岡市)からご応募いただいた「しらいと」が選ばれました。選考理由は、地域性とミッションを融合させた名称であり、静岡県を代表する景観である白糸の滝を想起させるとともに、糸がテザーを連想させることがSTARS-Xのミッションと高い親和性を持つためです。ひらがな表記とすることで親しみやすさが増し、子どもたちにも受け入れられやすいという点も評価されました。白糸の滝は富士山が生み出した自然の芸術であり、無数の水の流れが光を受けて輝く様子が、この衛星の姿を彷彿とさせるとされています。
STARS-Xのミッション内容
STARS-Xプロジェクトは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「革新的衛星技術実証3号機」の実証テーマに選定されています。STARS-Xは50kg級衛星で、これまでのSTARSプロジェクトの衛星と比較すると大型です。今回のミッションは、宇宙空間でテザー(ロープ・ワイヤ)を1km伸展させること、テザー上をロボットが移動すること、そして自衛星から放出したダミーの宇宙デブリをネットで捕獲する実験を行います。
打上げ予定と将来の技術展開
STARS-Xを相乗り搭載するH3ロケット6号機(30形態試験機)の打上げ予定日が、6月10日(水)(種子島宇宙センター(鹿児島県))に決定しています。宇宙テザーを自在に操る技術の獲得を目指し、将来的には宇宙エレベーターへと繋がります。また喫緊の課題である宇宙デブリ問題に対し、宇宙空間移動は宇宙デブリへの接近技術へ、ネットによるダミー物体捕獲は宇宙デブリ除去へと繋げていくことが期待されています。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000133.000096787.html