マルタン・マルジェラ、蜷川実花ら70組が集結。前橋国際芸術祭2026がスタート


初開催「前橋国際芸術祭2026」がチケット販売開始
群馬県前橋市の中心市街地を舞台にした「第一回 前橋国際芸術祭 2026」が、チケット販売を開始した。株式会社The Chain Museumが運営するアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」のチケット販売システムを導入。パスポートチケット(一般:3,000円税込)で、複数会場の作品を鑑賞できる。
70組のアーティストが前橋に集結
開催テーマは「めぶく。Where good things grow.」。2016年に前橋市が策定したまちづくりビジョンに基づき、民間主導で進められた都市再生のプロセスに呼応している。現代アートから建築・音楽・詩・演劇・食など多彩な領域から70組のアーティストを招聘。地元・前橋のクリエイターとの連携により、20以上のプログラムを実施する。
参加アーティストには、国際的に活躍するマルタン・マルジェラ、写真家・映像作家の蜷川実花、シェフの浜田岳文ら。現代美術から建築、音楽に至るまで、幅広い分野の表現者が集結する。
前橋全域をウォーカブルな芸術体験へ
展示会場は市立現代美術館「アーツ前橋」をメインに、建築家・藤本壮介が設計した「白井屋ホテル」、平田晃久の「まえばしガレリア」など、20箇所以上の個性的な施設を活用。ホテル・ギャラリー・店舗・空きビルのほか、アーケード商店街や公開空地にも作品を設置し、約500メートル四方のエリアに集積する現代建築群とアート作品を徒歩で巡るウォーカブルな芸術体験を創出する。
「めぶく。」というテーマの深意
第一回目のテーマ「めぶく。Where good things grow.」は、2016年8月に前橋市が策定したまちづくりビジョン。前橋市は一般財団法人田中仁財団との都市魅力アップ共創推進事業として、ドイツのコンサルティング会社「KMS TEAM」に調査を依頼。その結果、前橋について「Where good things grow.(良いものが育つまち)」という分析がなされた。この英文に前橋市出身のコピーライター・糸井重里が新しい解釈を加え、日本語で「めぶく。」と表現した。
音楽・演劇・食が交差する多彩なプログラム
オープニングライブ(9月19日~21日、ハウゼビル)では、ジム・オルーク、カール・ストーン、クリストフ・シャルルら国際的に活躍するミュージシャンが集結。演劇企画「koe oto note」(10月31日~11月1日、旧安田銀行担保倉庫)では、演劇作家・藤田貴大が前橋空襲の戦災遺構で、記憶と声をテーマにしたリーディングライブを展開する。ガストロノミー企画「Food as Art?」では、美食評論家・浜田岳文が「食は現代美術の領域に入り得るか」という問いを検証する食体験を提供する。
会期は9月から12月までの80日間
会期は2026年9月19日(土)~2026年12月20日(日)の80日間。休館日は毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)。前橋市民でめぶくPayを利用する方には、後日めぶくポイント1,000ptが還元される。「現代建築とアートの聖地」を目指す新たな国際芸術祭の誕生である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000387.000038948.html