VRファッションコース開設、デジタルクリエイター育成が本格始動


ファッション専門学校がVRファッションコース新設
ヴォートレイル ファッション アカデミー(学校法人 大阪文化服装学院)は、2026年4月よりファッション・クリエイター学科内に「VRファッションコース」を新設する。本年4月の校名変更を機に、ファッション教育の新たな展開として、デジタルコンテンツ業界で活躍できる人材の育成に本格的に着手するものである。
ヴォートレイルは2021年に専門学校として全国初となる「3Dモデリストコース」を開設し、デジタルファッション教育を推進してきた。VRファッションコースでは、そこで培った知見と実績を活かし、ファッション表現の可能性をさらに拡張する教育を行う。
VRファッションコースの学習内容と進路
VRファッションコースは3年制で、1年次はデザイン・パターン・縫製など服づくりの基礎を習得するとともに、リサーチからデザインを構築するヴォートレイル独自の発想教育を体系的に学ぶ。2・3年次では、3DCGソフトウェア(CLO・MAYA・ZBrush)を用いたデジタル衣装制作やキャラクター表現など、デジタル領域に特化した専門科目を履修する。
目指す進路はアニメ・ゲーム・映像などデジタルコンテンツ分野におけるキャラクターモデラー、デジタル衣装クリエイター、アバター制作関連職などである。
デジタルコンテンツ産業が求める人材像
アニメ・ゲーム・映像などのデジタルコンテンツ産業では、キャラクターの個性や世界観を視覚的に表現する力への需要が高まっている。一方で、多くのCG教育はモデリングやソフトウェア操作などの技術習得が中心であり、キャラクターの背景や設定を深く理解し、それをデザインへ落とし込むプロセスまでを体系的に学ぶ機会は決して多くない。また、キャラクターを構成する重要な要素である衣装についても、服の構造や素材、スタイリングまでを理解したうえで、デジタル表現できる人材は限られている。
VRファッションコースでは、服づくり・衣装表現の専門性に加え、キャラクターの背景や世界観をデザインとして構築する発想力と、3DCGによる表現技術を兼ね備えたクリエイターを育成する。
ファッションとデジタル融合の教育体制
ヴォートレイルでは、ファッション業界でデザイナー・パタンナーとして実務経験を持ち、3Dモデリスト検定資格を有する教員に加え、アニメ・ゲーム・映像・VTuber・フィギュア制作などデジタルコンテンツ分野で豊富な実務経験を持つ現役CGクリエイターが教育に参画している。ファッションとデジタルコンテンツの両領域を横断した教育体制により、服づくり・衣装表現の専門性、リサーチを起点としたデザイン構築プロセス、そして3DCG表現技術を実践的に学べる環境を整えている。
デジタルファッション分野での確かな教育実績
ヴォートレイルはこれまで、ファッション・クリエイター学科内で「3Dモデリストコース」を展開し、デジタルファッション領域における教育実績を積み重ねてきた。2025年9月、株式会社壽屋・株式会社ブックリスタが主催する「第1回 デジタルアパレルデザインコンテスト」において、ファッション・クリエイター学科 3Dモデリストコースの学生が優秀賞2名・佳作2名の計4名入賞を達成し、全国の応募校の中で最多入賞校となった。VRファッションコースは、こうした実績を基盤に、デジタルコンテンツ分野に対応した教育を展開していく。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000081590.html