AIマーケティングで約4割が成約増加を実感、Web業務効率化の最前線


AIマーケティング導入が半数超えに、浸透加速中
Webマーケティング業務の担当経験者を対象とした調査の結果、「積極的に活用している」「一部の業務で活用している」と答えた層が52.0%に達し、AIをWebマーケティングに取り入れている企業が半数を超えていることが明らかになった。さらに「現在検討している」と答えた20.0%を加えると、72.0%がAIマーケティングに関心を持っている。生成AIの普及からわずか数年でAIマーケティングは、一部の先進企業の専有物ではなく、業界全体へと広がりつつある段階に入っている。
最も活用されている業務はデータ分析、効果が実感できるのは市場調査
AIをWebマーケティングに活用している業務は、「データ分析」が53.8%で最も多く、続いて「SEO」「コンテンツ制作」「顧客管理・顧客フォロー」がいずれも38.5%と並ぶ。生成AIでのコンテンツ制作が話題になりやすい一方で、実際の現場ではデータ分析を中心に幅広い活用が進んでいる。注目すべきは、最も効果を感じる業務が「市場調査・競合分析」(23.1%)であり、活用率がトップのデータ分析(53.8%)の効果実感が15.4%にとどまることである。つまり、使っている業務と成果が出ている業務が必ずしも一致していない。
成約・問い合わせ数増加を実感した層は約4割、業務工数削減も着実に進行
AIマーケティング導入後、「工数削減」「成約・問い合わせ数の増加」「両方の効果」を合わせると69.3%にのぼり、活用者の約7割が何らかの成果向上を実感している。特に注目すべきは、約4割が成約数・問い合わせ数の増加を実感している点だ。AI活用は業務効率化だけでなく、売上に直結する成果向上にもつながっている。成約数・問い合わせ数の増加幅は「10%~30%未満」が60.0%と最多で、「30%~50%未満」と答えた人も20.0%いた。一方、業務工数については「10%~30%未満の削減」が42.9%で最多となり、劇的な変化とまではいかないものの着実な効率化が進んでいる状況が伺える。また「悪化した」が0.0%という結果も注目で、AIマーケティングは成果の大小に差こそあるものの、大きなマイナス要因になりにくいことが分かった。
最大の課題は社内理解の不足、投資拡大と重要性認識は高まる
AIマーケティング活用における最大の課題は「社内理解が進まない」(46.2%)である。ツールの精度や予算ではなく、組織としてAIに向き合えていないことが現場で最大のボトルネックとなっている。一方で、今後のAI活用への投資は「増やす予定」が36.0%でトップとなり、3人に1人以上のWeb担当者が投資拡大を望んでいる。さらに、「非常に重要になる」(48.0%)と「やや重要になる」(32.0%)を合わせると80.0%がWebマーケティングにおけるAI活用の今後の重要性を認識している。「競合相手もAIを使っている」「AIなしでは効率化が雲泥の差」といった理由から、AI活用は業界全体の標準になりつつあると言えよう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002874.000044800.html