公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

東慎也初の作品集が6月27日発売、銀座で刊行記念展開催

タグ
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
《Knowledge》H1630×W1300mm、oil on canvas、2026年(プレスリリースより)

東慎也の初作品集『First Selection 東慎也』が6月27日に発売

CCCアートラボが新たな才能を紹介するアーティストブック・シリーズ「First Selection」の第2弾として、『First Selection 東慎也』を6月27日(土)に発売する。1994年大阪生まれの東慎也は、人間の愚かさと傲慢さに一貫して関心を寄せながら制作を続けてきたアーティストである。時事問題や日常の出来事を、ときには自身や動物に投影し、ほんわかとしたモチーフのなかにシニカルなメッセージを込めるスタイルが特徴だ。

銀座蔦屋書店での刊行記念展「The limits of lying flat」

東慎也の初の作品集刊行を記念して、銀座蔦屋書店(東京都中央区GINZA SIX 6F)では、2026年6月27日(土)~7月15日(水)の期間、個展「The limits of lying flat」を開催する。展覧会タイトルは、「躺平(Tang Ping/寝そべり)」という中国の社会現象から引用。本展では新作を中心に全11点を展示する予定だ。展覧会では、競争や成長の論理から距離を置こうとする姿勢の限界に焦点を当て、私たちが本当に社会から離れることができるのかという問いが作品を通して提示される。

出展作『Knowledge』が示唆する焚書のテーマ

出展作である《Knowledge》は、本を読む人物と燃やす人物が描かれた「焚書(ふんしょ)」を想起させる構図となっており、人間が知識や歴史、価値観とどのように向き合い、ときに崇拝し、ときに破壊しようとしてきたのかを示唆している。これまで東の作品は男性性や弱さをめぐる文脈から語られることもあったが、本展はそうした解釈を引き受けながら、それだけでは捉えきれない人間存在の複雑さへと視野を広げる試みでもある。

作品集の詳細と販売情報

『First Selection 東慎也』は、東が現在の作風に落ち着いた2019年以降、2025年の制作作品まで82点を掲載。巻末には国立西洋美術館の主任研究員・新藤淳による作家論を掲載し、東の作品理解に欠かすことのできない「ユーモア」について論考している。発行はカルチュア・コンビニエンス・クラブ、発売は光村推古書院で、価格は4,500円+税、仕様はA4変型・上製本で116ページである。展示作品は会場にて6月27日(土)11:00より販売を開始し、限定25部のドローイング作品つき特別限定版作品集はアートのECプラットフォーム「OIL」にて、6月24日(水)15:00から7月15日(水)18:00まで抽選受付を行う。

東慎也のこれまでの活動と高い評価

東慎也は2026年3月に京都蔦屋書店でのグループ展に参加したほか、近年はパリや上海での個展など、国内外で発表を重ねてきた。2025年のArt Basel Hong Kongではソロブースでの発表も行い、高い評価を獲得している。これまで積み重ねてきた実践を振り返りながら、その先にある新たな問いへと向かう東慎也の現在地を本展で紹介する予定である。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001102.000058854.html