東銀座SHUTLが空間デザインをリニューアル、7月24日営業再開


メタボリズムの思想を実装した実験場へ
松竹株式会社による東銀座のアートスペース「SHUTL」は、2026年7月24日(金)に空間デザインをアップデートして営業再開する。オープン当初は黒川紀章設計の「中銀カプセルタワービル」のカプセルを収納した空間として始まり、その後約85㎡をフルオープンで運営してきた。このたび建築家・板坂留五(RUI Architects)とともに空間をリニューアルし、メタボリズムの思想を空間そのものに実装する。
「いつも」を問い直すコンセプト
空間デザインのコンセプトは「『いつも』ってなんだっけ?」。展覧会、イベント、POPUPなど、利用形態に応じて必要とされる空間のありかたを疑い、アーティストやデザイナーの作品がSHUTLという空間と向き合うことで、新たな表現や展示手法が生まれる場を目指している。RUI Architectsがデザインした可動パネル付き吊りボックスと可動壁システムにより、壁であり棚であり展示台でありながら、使い方があらかじめ決められていない空間が実現する。作家や出展者が空間と向き合い、新たな展示方法を発見する余白が生まれるのだ。
多様な表現を引き出す可変的な空間設計
可動式ボックスをレール上で連結・移動させることで空間を編集する可動壁システムにより、ギャラリー壁面の構成が自由に変わる。ボックスの上部を残し下部を取り外すことで、高さが自在に変化する棚や展示台としても活用できる。また空間上部に展示しながら同時にフロアを広く使用することで、作品が浮遊しているようにも見える。壁そのものを壁面に寄せることで85㎡の空間をフラットに使用することも可能だ。この可変性により、平面作品の展示はもちろん、プロダクトやアパレルの展示販売、大型インスタレーションやパフォーマンスなど、多様な表現の可能性が引き出される。
リニューアル記念展「継承のトランジション」を開催
空間アップデートの柿落としとして、企画展「継承のトランジション」を開催する。期間は2026年7月24日(金)から8月30日(日)まで、時間は13:00~19:00。出展作家は倉敷安耶、JACKSON kaki、MULTISTANDARDの3組で、昔話・身体・道具をモチーフに「伝わること」と「変わること」が同時に起きる現象を可視化する。8月9日(日)と8月30日(日)にはJACKSON kakiのパフォーマンスが1日2回開催される(予約不要)。入場料は無料。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000120348.html