野生動物と人の暮らし、HMJ Re:Editが今夏初開催


新企画『HMJ Re:Edit』、クリエイティブな視点で社会課題に向き合う
日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営を行う株式会社クリーマは、2026年7月11日(土)・12日(日)に東京ビッグサイトで実施する「HandMade In Japan Fes'(HMJ)」にて、新企画『HMJ Re:Edit』を初開催する。第1回となる今回は、「山の動物たちと、人の暮らし。」をテーマに、人間と野生動物の共生という問いかけに触れる体験型コンテンツを展開する。
増加する野生動物被害、その現実を知ることから始まる
近年、クマの出没や農作物被害など、野生動物と人間社会の関わりをめぐるニュースを目にする機会が増えている。2023年度のクマ類の許可捕獲数は約9,000頭にのぼり、シカやイノシシなどを含む野生鳥獣による農作物被害額は、全国で年間160億円を超える。一方で、その背景にある自然環境や地域の暮らしの変化、そして捕獲された野生動物のその後について知る機会は、決して多くありません。「HMJ Re:Edit」では、野生動物をめぐる現状や背景に触れ、命の循環や自然との関わりについて考えるきっかけを届けたいと考えている。
見て、触れて、作って、食べて考える体験型コンテンツ
本企画では、来場者が実際に見たり触れたりしながら、野生動物をめぐる課題を知る体験型コンテンツを展開する。エリア内には、クマをはじめとする野生動物の現状を紹介するパネル展示のほか、野生動物との課題に向き合いながら動物素材やジビエに関わるクリエイターによるマーケット、猪革や鹿の角を使ったワークショップ、ジビエ料理を提供するキッチンカーが並ぶ。
実際に見ること、素材に触れること、手を動かして作ること、食べること。そのどれもが、私たちの暮らしと自然の関係を考える入口となる。クリエイティブな視点には、少し遠く感じる社会課題を、身近な実感へと変える力があり、そうした体験を通して、来場者が自分なりの視点で、人の暮らしと自然のつながりを見つめ直す場を目指している。
ワークショップと出展クリエイター、多角的な視点を提供
ワークショップでは、猪革でキーホルダーを作る体験(1,000円)と、食肉として捕獲された鹿の角を使い指輪を作る体験(3,500円)が用意される。また、ジビエ鹿革を使ったバッグを制作する「ジビエ鹿革 ENISICA」、牛や馬に加え鹿や熊の革を使ったアイテムを手がける「yoki」、廃棄される猪の脂から高精製したスキンケア商品を展開する「Gibier skincare」、廃棄されがちな獣皮を環境負荷を抑えた製法でレザーに生まれ変わらせる「A・I・C」など、野生動物由来の素材を活かしたクリエイターが出展する。
答えではなく問いを持ち帰る場所として
「HMJ Re:Edit」は、答えを知る場所ではなく、問いを持ち帰る場所である。特定の立場や考え方を肯定したり否定したりするのではなく、さまざまな現実や視点に触れながら、一人ひとりが自分なりに考えるきっかけをつくることを目的としている。今回の企画も、鳥獣害対策やジビエ消費について、特定の考え方を推奨するものではない。人の暮らしと野生動物の間で起きている現実、食や素材として受け止める取り組み、その背景にある課題を知ることで正解のない問いに向き合い、多様な視点に触れながら、新たな気づきと出会う場となることを目指している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000283.000018086.html