鉄道ファンの3人に1人が購入経験あり、最も人気なのはカレンダー


鉄道コンテンツの購入実態が明らかに
駅で発車メロディを聞くと胸が高鳴り、車窓から流れる景色に時間を忘れる。鉄道に魅力を感じる方は年代を問わず存在します。そんな鉄道ファンが、写真集やカレンダー、映像作品とどのように関わっているのかを調べました。
株式会社NEXERと鉄道ひろばが共同で実施した調査では、事前調査で「鉄道に興味がある」と回答した全国の男女125名を対象に、「鉄道×カレンダー・写真・映像コンテンツへの関心」についてアンケートを実施。調査期間は2026年4月21日から4月29日にかけて行われました。
約3人に1人が鉄道関連コンテンツを購入
鉄道をテーマにした写真集やカレンダー、DVD、書籍などを購入した経験があるかを聞いた結果、「ある」と回答した方は32.0%、「ない」と回答した方は68.0%でした。
鉄道に興味がある方のうち、実際に関連コンテンツを購入したことがある方は約3割にとどまっています。約7割は購入経験がないことから、鉄道に関心はあっても、写真集やカレンダー、DVD、書籍などを買う行動までは至っていない方が多いことがわかります。
購入ジャンルの第1位は「カレンダー」で50.0%
購入経験があると回答した方に、どんなジャンルのものを購入したことがあるかを聞いた結果、最も多かったのは「カレンダー」で50.0%でした。次いで「鉄道書籍」と「鉄道雑誌」がいずれも42.5%、「写真集」が27.5%、「DVD・Blu-ray」が10.0%と続きます。
カレンダーは日常生活の中で自然に使えるアイテムです。お気に入りの車両や鉄道風景を毎月楽しめる点が支持されていると考えられます。また、鉄道書籍と鉄道雑誌も4割を超えており、鉄道に関する知識を深く知りたい方や最新の話題を追いたい方が一定数いることがうかがえます。
鉄道カレンダーの使用経験は28.8%
鉄道のカレンダーを実際に使ったことがあるかを聞いた結果、「ある」と回答した方は28.8%、「ない」と回答した方は71.2%でした。鉄道に興味がある方のうち、約3割が鉄道カレンダーを生活の中で使った経験があることがわかります。
鉄道カレンダーは、部屋の壁や机の上など日常的に目にする場所に置けるアイテムです。お気に入りの車両や風景を身近に楽しめる点が、使いたいと思う理由につながっているのではないでしょうか。
カレンダーの入手先、1位は「もらい物」
鉄道のカレンダーを使ったことがあると回答した方に、主にどこで購入しているかを聞いた結果、最も多かったのは「もらい物」で30.6%でした。次いで「ネット通販」が16.7%、「書店」と「鉄道イベント・物販会場」がいずれも13.9%と続きます。
鉄道会社が顧客や関係先に配る販促用のカレンダーや、家族・知人からのプレゼントとして手に入れているケースが多いと考えられます。ネット通販なら全国各地のものが手に入る利便性や、書店で複数の種類から選べる選択肢の豊かさなど、購入場所を選ぶ理由には生活スタイルや鉄道との関わり方が表れているようです。
鉄道公式の映像作品に関心あり、63.2%
鉄道会社が公式に販売する映像作品(沿線風景・車窓映像・廃線記録など)に興味があるかを聞いた結果、「とても興味がある」が9.6%、「やや興味がある」が53.6%で、合わせて63.2%の方が興味を示しました。一方「あまり興味はない」は30.4%、「まったく興味はない」は6.4%でした。
実際に乗らなくても自宅で旅気分を味わえる映像作品の魅力が、幅広い層に届いているといえそうです。
映像作品の魅力第1位は「沿線風景」で68.4%
映像作品に興味があると回答した方に、どんな内容に魅力を感じるかを聞いた結果、最も多かったのは「沿線風景」で68.4%でした。次いで「車窓映像」が59.5%、「季節ごとの風景を楽しめる映像」が46.8%、「運転席・前面展望映像」と「地方ローカル線の映像」がいずれも40.5%と続きます。
風景にまつわる項目が上位を占める結果となり、窓の外を流れる景色そのものに価値を見出す方が多いことがわかります。
書籍購入時の重視ポイント、最優先は「美しさ」
購入経験があると回答した方に、鉄道をテーマにした書籍・雑誌・写真集を選ぶ際に何を重視するかを聞いた結果、最も多かったのは「写真・映像の美しさ」で47.5%でした。次いで「路線や車両の網羅性」と「好きな車両・路線が載っているか」がいずれも17.5%と続きます。
鉄道をテーマにした書籍や雑誌、写真集を選ぶ際は、写真や映像の美しさを重視する方が多いことがわかります。車両や風景をどのように切り取っているか、見ていて楽しめるビジュアルかどうかが、購入を決める大きなポイントになっているようです。
鉄道ファンは質にこだわる
「自分の足では行けない場所の鉄道を見たい」という旅の代替としての楽しみ方や、「興味のある路線だからこそ、より深く観察したい」という愛着の深さがうかがえます。また「YouTubeでは見られない画質の映像」を求めるなど、質へのこだわりも特徴的です。書籍や写真集ならではの解像度や保存性を評価する声からは、鉄道コンテンツが単なる趣味の対象ではなく、暮らしや興味と密接に結びついた存在であることが伝わってきます。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002672.000044800.html