シールには、こんな使い方があったか!「第4回SEAL Idea Competition」
貼る、はがすはもちろん、デコレーションにも大活躍のシール。大阪シーリング印刷株式会社では、そんなシールを活用して「日常の困り事を解決する」アイデアを募集しています。締切は2023年1月13日。最優秀賞には賞金10万円が贈られます。
もう、貼るだけじゃない
カードやプレゼントに貼って楽しんだり、分類に使ったり、シールは身近で便利なものです。でも、使い方はそれだけでしょうか? シール印刷を手がける大阪シーリング印刷では、その技術を生かし、ユニークなアイテムをつくっています。香りをつけて部屋に貼れる「アロマスワッグ」、皮をむくとメッセージが現れる「フルーツメッセージ」、伸ばして使う「のび~るテープ」など、楽しくて使ってみたくなるものばかり。そんなシールに、あなたが新しい使い方やユニークなアイデアを加えてみませんか。
今回のテーマは「シールで日常の困り事を解決!」。「貼る」「はがす」「ひっつく」といったシールの特徴を使ったアイデアならなんでもOKです。暮らしの中で感じる小さな困り事は意外とあるもの。「シールで解決できるかも?」「シールにすれば便利!」そんな役に立つ、ユニークなアイデアを求めています。シールの可能性を見直して、遊び心がつまったアイデアを考えましょう。
役に立つシールとは?
応募はアイデアシート1枚を提出するだけ。わかりやすく、シールの特徴を伝えることが大切です。参考に前回受賞作のシートを見てみましょう。こちらはコンペのWEBサイトで紹介されています。
優秀賞のアイデアシート。身近な不便から着想を得たことがわかります。
前回のテーマは「シールの新たな可能性」でした。最優秀賞を獲得したのは共用デスクの使用後に活躍するアイテム。「シール×掃除」という掛け合わせが、新たな活用法を生み出しています。一方の優秀賞はターゲットを「ものづくりが好きな人」に据えています。ありそうでなかった新しさと、実用的なニーズを踏まえた発案です。
どちらの作品も今までにないかたちでシールを使い、日常生活を便利にするアイデアを提示しています。どのような状況で、誰にとって魅力的な製品なのかも明確に打ち出されていました。特に今回は「日々の困りごとをシールで解決!」がテーマですから、日常の何を不便に感じるか、その「目のつけどころ」が出発点になりそうです。そこからユーザーのニーズに応えるアイデアを広げていきたいですね。
日々の暮らしからアイデアを
上で紹介した2作品とも、主催者の「Item OSP」というブランドから商品化されています。WEBサイトでは文具、雑貨、ラッピングなど、多彩なアイテムがたくさん! ワクワクするアイデアやヒントに出会えます。
今回の受賞作も商品化の可能性があります。主催者は「万人受けするアイデアは商品化が案外むずかしいものです。ニッチな分野でもよいのである程度ターゲットを絞り、その中でちょっとした不満や困りごとを解決できるようなアイデアが商品化しやすいですね」と話してくださいました。
このコンペでは「固定概念を変える新しいシール」が期待されています。不便なことをシールで解決する! その発想自体が新しいですね。具体的な形にするのは、あなたのアイデアです。小さな発想の転換が、大ヒットアイテムの誕生につながるかもしれません。
※この記事はインターンプログラムの一環として学生が制作したものです。
おぎま
駆け出しライター。絵を描いたり川端康成を読んだり散歩をしたりするのが好き。
出典:https://www.item-osp-idea.com/
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。