【結果発表】東京スカイツリー®開業10周年記念 特別ライティングデザイン募集
2022年5月22日に開業10周年を迎えた東京スカイツリー。これを記念して、東武タワースカイツリー株式会社では、4月13日から8月31日の間、「みんなのスカイツリー」をテーマにした特別ライティングのデザインを募集。応募総数は761作品。スカイツリーとともに歩んだ“これまで”、そして“これから”の10年への想いが詰まった作品が多数寄せられました。
©TOKYO-SKYTREE
10月21日「あかりの日」から11月9日までの期間中、受賞した10作品は実際に点灯され、東京の夜を彩りました。未来を照らす光や、みんなを見守るあたたかい光、エコな光、バースデーケーキのろうそくに見立てた光など、コンセプトやモチーフはさまざま。どの作品も前向きで、明るい気持ちになれる「光」を表現したステキなデザインばかりでした。
最優秀賞
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「to the SKY, like a TREE」 鎌倉 彩賀さん
最優秀賞は、開業してから10年間、東京で暮らす人々を見守ってきたスカイツリーを「大きな木」にたとえた作品でした。10年間、いろんなことを積み重ね、私たちとともに成長してきたスカイツリーが、この先もずっと多くの人に愛され、たくさんの想いを乗せて空に向かって大きく伸びていく存在であり続けてほしい。そんな思いが込められています。
きらきらした光とらせん状に昇る光は、この先の更なる成長を、かすかに変わる緑の濃淡で、風に吹かれながらもたたずむ強き木をイメージしています。
選出理由は「楽しいことも嬉しいことも積み重ねて、共に成長してきたスカイツリーへの愛着と、この先も多くの人に愛されて空に向かって大きく伸びていく存在であってほしいという作者の願いが「皆さまに愛されるタワー」という東京スカイツリーのコンセプトと一致しました」とのこと。デザインに込められたコンセプトと想いがしっかりと伝わてくるデザインだったことが決め手となったようですね。
パナソニック特別賞
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「十人十色」 小原 一葉さん
10周年にちなんで「十人十色」という四字熟語をもとに考えられたこちらのデザインは、「人はそれぞれ、性格も外見も考え方も生き方も違う」という人間の多様性がモチーフとなっています。10色の違う「個性」がそれぞれに輝きを放ちつつも、ひとつになる……お互いを認め合い、共存する世界がスカイツリーのライティングに表現されていて、メッセージ性の高い作品となっています。
本賞を選出したのは、東京スカイツリーのライティング機器パートナーである、パナソニック株式会社。選出の理由について同社は、「社会課題の高度化やニーズが多様化する中、目指す姿を達成するには多様なメンバーが力を合わせることが不可欠。多様な人が活躍し、個人と社会の両方が成長できる未来への願いを込めて、選出させていただきました」とコメントしています。
●内容:「みんなのスカイツリー」をテーマに、東京スカイツリーの特別ライティングデザインを募集。
●主催:東武タワースカイツリー株式会社
●応募数:761点