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缶に無限のアイデアを詰めて!「LOCAL FISH CANグランプリ2022」

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「缶詰の甲子園」とも言えるユニークなコンテストが今年も始まります! 一般社団法人 全国道文化交流機構では、「日本財団 海と日本プロジェクト」の一環として、LOCAL FISH CANグランプリ2022を開催。高校生の個人またはチームを対象に、地域の持つ「海の課題」を解決する缶詰のアイデアを募集しています。締切は6月30日。優秀な作品は商品化を目指します。

缶詰は地域を救う

海に囲まれた国、日本。それぞれの地域の海では、独自の課題を抱えているケースが多く見られます。たとえば、大分県ではブダイという魚が他の魚の産卵場である海藻を食べてしまったり、兵庫県ではナルトビエイがアサリや牡蠣を食い荒らしてしまったり……

そんな地域の課題を缶詰で解決してみませんか? ブダイはスパイシーな味付けに、ナルトビエイはオイスターソースであんかけに。これらは実際に昨年入賞したチームの作品例です。地域の海の問題を学び、若者らしい斬新な発想や味付けで地域の目玉となるような缶詰を生みだしてください。

なお、缶詰制作にあたっては、予選大会以降に「共創パートナー」が協力してくれます。地元の自治体や企業、漁師や水産加工会社など、プロの大人たちの経験や技術も借りることで、アイデアを磨いたり、実現の可能性を高めたりできそうです。起業家を目指す人や、社会経験を積みたい人もぜひチャレンジを!

「アオハル」は缶詰から

前回も全国各地の高校生が、バラエティー豊かな缶詰づくりに挑みました。

最優秀賞は富山県立滑川高等学校の「越中鰯ブラックラーメン味」。ホタルイカ漁の際に一緒に穫れてしまう大量のイワシは、価値が低くそのままでは流通しません。そこで、富山県の人気B級グルメ「ブラックラーメン」の味付けを施して缶詰にすることで、地元の人もおいしく、お土産としても◎の逸品になりました。

動画審査、予選大会、全国大会と勝ち進む様子はまさに甲子園です。このコンテストをきっかけに自分たちのアイデアが商品化され、将来にわたって地元を支えるようになったら素敵ですよね。あなたの青春をかけて挑んでみませんか?

全国大会は10月10日に東京で開催される予定。出場者には交通費や宿泊費が支給されます。缶詰を通じて、さまざまな経験ができそうな注目のコンテスト。海を救って、おいしく食べて、みんなで泣いて笑いましょう!

 

LOCAL FISH CANグランプリ2022

●賞:最優秀賞=商品化に向けた取り組み

●締切:2022年6月30日(木)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:https://localfishcan.com/

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