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とんがっていこうぜ!「第3回タガワアートビエンナーレ『英展』」

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アート・絵画・工芸
公募ニュース

福岡県にある田川市美術館では、タガワアートビエンナーレ「英展」を開催。芸術の枠組みにとらわれない「とんがった」アート作品を募集しています。壁面展示が可能な作品であればジャンルは不問。応募期間は8月1日〜31日。大賞1点には賞金200万円が贈られます。展覧会の会期は12月10日~2023年1月29日(年末年始と休館日を除く)です。

福岡発の「アート革命」

タガワアートビエンナーレ「英展」のキャッチコピーは、「小さな美術館からのアート革命」。田川市美術館の開館以来、推薦制の公募展が開催されてきましたが、2018年から全国公募に切り替わりました。

筑豊初の本格的な公立美術館として誕生した田川市美術館は、重厚な銅板大屋根が特徴。銅は歳月を経て上品な緑青色に変化し、清廉な雰囲気の建物です。また、田川といえば日本を代表する民謡「炭坑節」発祥の地。そんな歴史と文化、産業や人々の暮らしが織りなしてできた田川の地から、新進気鋭のアートを発信するのがこの「英展」です。

ちなみにビエンナーレとは2年に1度開かれる美術展のこと。今年を逃すと、応募のチャンスは再来年になってしまいます! 気になる人は、ぜひ今回挑戦しましょう!

来館者のハートを掴め!

前回は全国各地のアーティスト387名から519点の応募があったとのこと。そこから、入賞8点と入選56点が選ばれました。大賞受賞作品は「touch/移動する_私たち」です。

200万円という高額賞金(主催者による作品買い上げ)も魅力的な公募です。前回までの入賞作品は、主催者のWEBサイトからもチェックできます。モダンで実験的な作品も多く、ここから未来のアートが動きだす予感がビンビンしますね!

また、22歳以下の作品を対象にしたU22賞や、来館者の投票によって選出する来館者賞など、多様な賞が設けられている点にも注目。多角的に作品を評価し、新しい才能にスポットライトを当てる展覧会です。

コロナ禍の閉塞感を打破し、社会の枠組みを乗り越える、そんなパワフルな作品が期待されます。年齢性別不問、居住地不問、ジャンル不問のとんがった美術展にあなたも参加してみませんか?

第3回タガワアートビエンナーレ『英展』

●賞:大賞1点=200万円

●締切:2022年8月31日(水)

芦田みどり

公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

出典:コンテストURLを明記

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