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第54弾「あみぐるみコンテスト」やってみた♪

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アート・絵画・工芸
香山が挑戦!

最近公募をチェックしていたら、毛糸を編んで作る人形・ぬいぐるみを募集しているコンテストを見つけました。香山は机にぬいぐるみを飾っているのですが、ちょうど新しい仲間がほしいな……と思っていたのでグッドタイミング! この機会に、自分であみぐるみを作ってみよう☆

ということで第54回目に挑戦するのは、日本ヴォーグ社が開催する「あみぐるみコンテスト」です♪

お好みの技法で応募できるので、コンテスト難易度は星★★★☆☆です。

応募内容

こちらのコンテストでは、ハマナカ株式会社の「itoa あみぐるみが編みたくなる糸」または日本ヴォーグ社の「NVヤーン(NAMIBUTO/MOHAIR/LOOP)」を使用したオリジナルのあみぐるみ作品を募集しています。

あみぐるみの技法はなんでもOK! 応募作品はほかのコンテストや雑誌・書籍に掲載されていない未発表のものに限りますが、個人のSNS等での発表は構いません。

応募は主催者WEBサイトの応募フォームから。写真での予選審査を通過した作品は、実物を送付し、審査が行われます。締め切りは2022年5月31日(火)。

材料

カラフルでポップなあみぐるみを作りたいなと思ったので、「itoa あみぐるみが編みたくなる糸」を使って挑戦することにしました♪ 手芸店やインターネットショップなどで購入できます。

カラーは301、317、304、312、306、313の6色をチョイス! この他に、綿とさし目も用意しました。(317は2玉、その他は1玉使用。綿は一部だけ写しています)

1. 頭と体を編もう!

近所で見かけたネコちゃんがとってもかわいかったので、かぎ針(4/0号)でネコのあみぐるみを編んでいきます! グレーの毛糸で頭のてっぺんからぐるぐると円を描く様に編みましょう。

 

編み進めるうちに、だんだん立体的になってきました。ほどよい密な編み心地で気持ちいい~♪ モールの質感に似ています!

 

イメージした大きさになったので糸端を20cmほど残して切り、ほどけないように処理します。

 

体も同じようにして編んでいきます。編んでいる途中で、頭とあわせてみてバランスをチェック! このぐらいのサイズでいいかな?

2. 他のパーツも編もう!

手は先がピンク、腕の方がグレーになるように色を変えて編みましょう。編み目が少し見にくくて、編み始めが分からなくなってしまうので、段が変わるたびに編みはじめにクリップをつけています!

 

先ほどと同じように、頭や体にあわせて大きさを確認しましょう。

 

手、足、耳は2つずつ編むので、編んだ段数や目数をメモしておきます。2つ目はメモを見ながら編めばいいので安心ですね。

 

白の毛糸で円形に編み、鼻と口をピンクの毛糸で刺繍しましょう。毛糸が細めなので、刺繍をするとじ針は細いものを使っています。

 

全てのパーツができました! 組み立てたらどんな風になるのか楽しみだな♪

3. パーツを組み立てよう!

ピンセットを使い、パーツに綿をつめていきます。手足は先の方にだけ綿をつめ、曲げたり座ったりするポーズがとれるようにしましょう♪

 

押してみて綿の量をチェック! 形がくずれないのでOKです☆

 

20cmほど残しておいた糸端で、パーツを縫い合わせていきます。綿が飛び出ないように丁寧にかがりましょう。

 

まち針で仮止めしてパーツをつける位置を確認します。位置が決まったら先ほどと同じようにパーツを縫い合わせていきましょう。

 

目の位置に目打ちで穴を開けたら、さし目に接着剤をつけて差し込みます。

 

ひげを刺繍したらできあがり! ふっくらとバランスよく仕上がりました。つぶらな瞳もかわいい~♪

4. 洋服を編もう!

せっかくなので洋服も編んでみたいと思います! やってみた企画でドレスや着物は作ったことがあるので、今回はマリンルックにしてみましょう☆ 青の毛糸でズボンを編みます。

 

途中ではかせてサイズを確かめます。よかった! ちゃんと足が入りました。

 

左右の足を通す部分ができたので、両方を編みつなげていきます。

 

うっかりしっぽがあるのを忘れていました…汗 しっぽを通す部分もちゃんと作っておきましょう!

 

股の部分を縫い合わせて、ズボンのできあがりです。

 

セーラーのブラウスもズボンと同じように左右の手を通す部分を編んだら、両方を編みつなげていきます。

 

お! だんだんブラウスっぽくなってきました。

 

セーラーのブラウスと言ったら襟がポイントですね♪ 水色をベースにして、白の毛糸で模様を編んでいきます。

 

襟をぐるりと縫い合わせていきましょう。

 

赤の毛糸で編んだリボンは首元に縫いつけます。

 

水兵さんがかぶっているような帽子も編んでみましょう。

 

洋服のできあがりです。爽やかで素敵! ブラウスは首元を広く開けて、脱ぎ着ができるように編みました。

 

さっそく洋服を着せてみましょう! 帽子は綿を入れて、頭の部分に縫い合わせます。

完成!

あみぐるみのネコの完成! 本物のネコのように、ずーっとなでていたくなるなめらかな触り心地です。マリンルックがよく似合っていておしゃれ♪

 

後ろ姿はこんな感じです。ブラウスの襟の模様がきれいに出ていますね。しっぽがモフモフしていてかわいい~!

素敵なあみぐるみが編めたので、今回の香山的完成度は星★★★★★です。洋服のサイズもぴったりに編めました!

今回のポイント&感想

今回のポイントは「編み目」です。「itoa あみぐるみが編みたくなる糸」はほどよく密に編めるので、編み目が目立たずなめらかなあみぐるみに仕上がります! その分、編み目がちょっと分かりにくいかも……。目をとばさないように、クリップなどで段数の目印をつけて作業したりするのがオススメです☆

1日に3~4時間編み、完成までに1週間かかりました。色鮮やかでカラーバリエーションが豊富なので、毛糸を選ぶ時も編んでいる時もとても楽しかったです♪ 編み心地もよかったので、どんどん色々なあみぐるみを作ってみたくなりました!

グランプリ受賞者には、ハマナカitoa あみぐるみが編みたくなる糸 全18色セット、アメリーエフ《合太》全26色セット、日本ヴォーグ社 NVヤーン NAMIBUTO 全16色セット・LOOP全8色セットが贈られます! この他、ハマナカ賞や日本ヴォーグ社賞などさまざまな賞をご用意。編み物好きにはたまらない豪華な賞品がいっぱいです☆

さらに、入選作品は電子版を含む『ニットマルシェvol.27』(2022年9月発売予定)の誌上に掲載。あなたの作品が多くの人に見てもらえるチャンスです! ぜひ自慢の作品を応募してみて下さいね。

 

※詳しい応募の規定や応募方法

「あみぐるみコンテスト」

 

香山衣美

ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞受賞、「こっぱっぱ大賞」で入賞。

 

出典: https://mobile.twitter.com/knitmarche

https://www.tezukuritown.com/nv/c/ckmweb/#sakuhinOubo

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