生活と公募
前回の連載で「生活も公募もまだまだやりたいことで溢れている」と書いたところ、友人に「生活でやりたいことって何?」と突っ込まれ、改めて考えてみました。
色々ありますが代表的なものがこちら。
大前提として、家族との時間を大切に過ごしたい。
ずっと続けてきた音楽を手放さず、ゆるりとでも続けたい。
転職したので新しい仕事に一生懸命取り組みたい。
資格取得を成功させたい。
家のことをしっかりやりたい……等々。
こうして毎日、やる気満々でバタバタ動いていると、自分の体力も頭の中もキャパオーバーになることがしばしば。
そんなときに、創作は私の気持ちをリセットする、うってつけの方法となっているのです。
年々、生活と公募は私にとって、切り離せないものとなってきているように感じます。
自分が何を、どのくらいしたらリフレッシュできるのか。
行き詰まった時に、どのような行動をとったら自分を救えるのか、その手段を知っておくことは、年齢に関係なく誰にとっても大切なことだと思います。
私は大変なときこそ、少しの時間を割いて公募をやる。
そうすると短時間で集中でき、創作もはかどるように思います。
そんな中でできた作品が、今年初の入選をいただきました。
株式会社ダリヤが主催しているサロンドプロ白髪川柳です。
こちらは投稿作品の中から、月に5作が選ばれサイトに掲載されます。
毎月募集しているので、比較的チャンスの多い公募の一つです。
この連載でもご紹介したことがありますが、私が以前入選した作品はこちら。
「カラー変え やけに外出 したくなり」
「嫉妬する ほどの黒髪 お雛様」
そして今回の入選作がこちら。
「チョコ色に 染めてみたのよ バレンタイン」
この公募を主催している株式会社ダリヤは、髪染めやヘアケア用品を主に取り扱っているので、「髪を染めるメリットを感じる」作品であることが重視されているように感じます。
入選作はどれも、髪を染めてウキウキした感じが伝わる前向きな作品が多いので、見ていても楽しい気分になれます。
また、毎月募集しているだけあって「季節感」がある作品は目にとめていただけるのではないでしょうか。
公募を通して、次はどんな行事があったかな、なんて考えるのもまた楽しいものです。
季節を感じ、行事を大切にできる。
公募の良さをまたひとつ感じた入選でした。