北海道だからこそ、書ける物語。「第18回北のシナリオ大賞」
北の大地、北海道。雄大で歴史深いその土地からは、物語があふれだします。日本脚本家連盟北海道支部は、北海道を舞台にしたラジオドラマの脚本を募集! 応募期間は2022年5月1日~31日。大賞受賞作品に賞金10万円が贈られるほか、NHK札幌放送局で制作・放送されます。
唯一無二の地、北海道
みなさんは、北海道という土地から何を思い浮かべるでしょうか。畏れを感じるほどの広大な自然、雪原を走るキタキツネ、モダンな佇まいの観光地。北海道でしか目にできない風景や、ほかの土地では味わえないかもしれないノスタルジックな風情を感じます。そんな特別な場所・北海道を舞台やモチーフに据えて、ラジオドラマを作ってみませんか。
大賞受賞作品は、NHK札幌放送局で制作ならびに放送が予定されています。北海道×ラジオドラマ脚本という、やや限定的とも思える組み合わせですが、北海道とゆかりがある人やラジオドラマに思い入れを持つ人は、自分自身のアイデンティティを見つめなおすきっかけになるかもしれません。
「北海道であること」を上手に使おう
過去に受賞した作品は、シリアスな話から心があたたまる感動的なストーリー、日常の1シーンを切り取ったものなどジャンルはさまざま。そのいずれも、北海道の要素を強く押し出すのではなく、脚本のよさを引き出すエキスやスパイスとして、物語の背景にうまく入れ込んでいる様子がうかがえます。
公式サイトの過去受賞作品閲覧ページからは、これまでの受賞作品のあらすじや脚本そのものを確認することができます。作品執筆に迷ったら、過去作品の内容を参考にしてみては?
そのうえで「作品の舞台やモチーフが北海道である意味は何か」「無理のないかたちで北海道の要素を取り込んでいるか」を意識してみると、自分だけの「北のシナリオ」が見えてくるかもしれませんね。
岩井パン
公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。
出典:http://hosakkyo-hokkaido.jp/koubo.html
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