あなたの小説がゲームやアニメに!?「第5回キネティックノベル大賞 ノベル&シナリオ部門」
株式会社ビジュアルアーツでは、小説投稿サイト「小説家になろう」で小説を募集しています。締切は2022年5月31日。大賞には、賞金30万円が贈られるほか、キネティックノベル化&書籍化、さらにはアニメ化の可能性も! あなたの作品をメディア展開できるチャンスです。
キネノベは小説だけにとどまらない!
文章だけでなく、イラストがあり、音楽が流れ、セリフが聞こえる……キネティックノベルとは、ストーリーを「音」や「映像」などの動的な演出で楽しむゲーム形式のデジタルコンテンツのこと。そんなキネティックノベル化される小説を書いてみませんか?
受賞作品は、キネティックノベル化だけでなく書籍化も検討されるそう。例えば、過去受賞作品の『不死鬼譚きゅうこん~千年少女~』は、GA文庫より発刊し、同時にキネティックノベルとしても発売。『八丈島と、魔女の夏』は一迅社文庫より発刊され、その後受賞者はさまざまな文庫レーベルで活躍中です。
自分が書いた小説がキネティックノベル化されて、美麗なイラストや音楽がつき、声優さんが息を吹き込むと、どんな作品に仕上がるのか……考えるだけでワクワクしてきますね!
未完でもOK!読者の共感を掴もう
ここで、第3回の受賞作品をご紹介します。優秀賞の『下民貴族 ~妹が皇帝になったせいで下民から貴族に成り上がってしまった少年、超階級社会で革命起こします~』はファンタジー作品。
魔法使いが支配する世界で、下民として過酷な日々を送る主人公ソラ。唯一の家族である義妹が魔法使いの頂点「皇帝」に即位したことで、「皇帝の兄」として成り上がってしまう。魔法も使えない平凡な主人公が、差別や格差の現実にぶつかり、革命を起こしていくストーリーです。
葛藤しながらも、格差社会に真摯に向き合う主人公の姿が胸を打つ本作品。異世界の設定であっても、読者が登場人物に共感し没入できる物語にすることは、大事なポイントでしょう。こちらの受賞作品は「小説家になろう」の投稿作品を読めるサイト、「小説を読もう!」で読むこともできます。
従来の小説に「音」や「イラスト」が加わり、表現の幅が広がるのがキネティックノベルの魅力。音やイラストが使われることを具体的にイメージしながら、作品づくりにチャレンジしてくださいね!
森野たぬき
チョコレートが大好きな公募情報ライター。児童文学や童話の公募を見ると目が輝いてしまう。趣味はクラリネット。
コンテストの趣旨がより明確に伝わるよう、公式サイトの画像を一部引用させていただくケースがございます。掲載をご希望でない場合は、お問い合わせフォームよりお申し付けください。