一緒に“みらい”をつくろう!「鳥取県立美術館ロゴ・シンボルマーク募集」
2025年春、鳥取県に新しい県立美術館が誕生します。これに先立ち、美術館を象徴するロゴ・シンボルマークを募集。応募期間は2022年7月7日〜21日。最優秀賞には最大80万円が贈られます。
子どもから大人まで楽しめるアートプレイス
あなたは美術館について、どんなイメージを持っていますか? また、どう感じていますか? たまにしか訪れることのない場所。有名な画家をあまり知らないので楽しめない。美術館のレストランは静かに食べなくてはいけないように思えて、気軽に利用しづらい。子どもが幼く静かにできないので、行きたくてもなかなか行けない。
では、もしもこんな美術館があったらどうでしょうか? 毎日行っても楽しい。有名な作品だけでなく親しみやすいポップカルチャーが展示されている。気軽に入れるカフェのようなレストランがある。子どもも大人もくつろげる。今までのイメージとは異なる美術館を想像すると、興味が湧いてきますよね。
鳥取県に新たに誕生する予定の美術館は、これまでの芸術作品の収蔵、保存、調査研究、展示という基本機能だけでなく「とっとりの未来を“つくる”」がキーワード。人々が集い、楽しみ、交流し、活動し、とっとりのアートを発信する拠点となることを目指しています。そこは居心地の良いおおらかな空間で、それぞれが目的に沿った自由な使い方ができ、にぎわいが生まれる場所。そして、みんなにとってのサードプレイス。そんなすてきな場所を、あなたも一緒につくってみませんか?
これから始まる長い歴史を、一緒に踏み出そう!
「みんなで“つくる”県立美術館」というコンセプトを掲げる本館は、開館に向けて準備段階から県民が参加。ともにつくりあげる県民立美術館を目指し、県民との対話や説明会を積み重ねています。開かれた場でみんなでつくりたい。その想いを実現するため、本館の顔となるロゴ・シンボルマークも誰もが参加できる公募で募集されます。
今回募集されるロゴとシンボルマークには、年齢制限がありません。法人、個人、団体でも応募でき、デジタルで制作しても、クレヨンなどの手書きでも構いません。ロゴの案は難しいという方は、シンボルマークのみ応募することもできます。美術館という場所を、みんなで一緒につくっていきたいという主催者の想いが伝わってきますね。
新しいアートプレイスを目指す本館の特徴には、どんなものがあるのでしょうか? 例えば、展覧会などのアートや創作活動を楽しむプログラム。また、子どもたちが絵本を読む、家族や友人とくつろぐ、思い出に残る特別なイベント会場としての利用機会。これまで市民センターや図書館が担っていた場所を、美術館というアート空間の中で行えるようになります。
1階には、つい立ち寄りたくなるような気軽に利用できるカフェレストランやショップ、子どもたちや家族がくつろげるキッズスペース。雨の日でもダイナミックな創作活動ができる明るく開放的な屋外創作テラスやえんがわ。2~3階には、常設展示室・企画展示室だけでなく、無料で回遊できるエリア。そこからつながる美術館前の広々とした大御堂廃寺跡を臨む展望テラス。
さまざまな空間の中に、お気に入りが見つかる地域に根ざした美術館になりそうですね。いろんな「つくる」でとっとりのアートの昔と今、そして「みらい」を紡いでいきたい。人と街と文化をつなぎたい。そんな想いを形に、ロゴとシンボルマークを考えてみてはいかがでしょうか? 鳥取に住んでいる方も、そうでない方も、これから始まる長い長い歴史をみんなでいっしょにつくっていきましょう。
いろは
毎日、ワクワクする。そんな公募情報で、みんなの“いつも”を底上げしたいライター。ASD・ADHD・LDの子ども2人と、たくさんの人に支えられながら今日を生きている。
出典:https://tottori-moa.jp/news/1876/
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