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写るは、わが視点。「2022年第47回全国公募写真展『視点』作品募集」

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公募ニュース

日本リアリズム写真集団(JRP)は、第47回全国公募写真展「視点」の作品を募集しています。視点賞には、土門拳揮毫「視点」額と賞金30万円が贈られます。締切は2022年3月4日。テーマは自由です。あなたの個性豊かな写真表現をとことん追求してみましょう。

写真は、肉眼以上のリアルを見せる

「視点」というタイトルから、あなたは何を感じるでしょうか。どんなテーマでも、単写真でも、8枚(ヤング部門5枚)までの組写真でもよいという公募写真展です。自由度が高いからこそ、物事を見る目を研ぎ澄ませてみませんか? 何を見て、どうとらえるか、あなたの「視点」を存分に伝えたいですね。

入賞作品は6月7日〜13日の間、東京都美術館に展示され、選抜作品は高知・仙台・兵庫・三重の4都市で巡回展示されます。最高賞の視点賞に贈られるのは、賞金30万円と土門拳が筆を奮った「視点」額です。

土門拳は、戦後の写真界をリードした昭和を代表する写真家の1人です。独自のリアリズム論を提唱し、「実物がそこにあっても、実物を何度見ていても、実物以上に実物であり、何度も見た以上に見せてくれる写真が、本物の写真というものである」といった言葉を残した名文家でもありました。また、子どもの頃から絵や習字が得意で、折に触れて筆を手にしていたそう。自著の題字も、本人によるものが多数。1966年に理事となるなど、本展を主催するJRPにもゆかりがあります。

今年この額を手にするのは、どんな写真家でしょうか。同氏のリアリズム精神を引き継ぐ作品も楽しみにしたいですね。

前回受賞作品を紹介!

前回の視点賞は、モノクロ8枚の写真からなる「パンデミック—不安な町—」。コロナ禍の町や人にクローズアップしています。ぜひ、1枚1枚じっくりと見て、撮影者の視点を感じてみてください。

前回視点賞作品「パンデミック—不安な町—」

 

2022年第47回全国公募写真展「視点」作品募集

●賞:視点賞1点=土門拳揮毫「視点」額・30万円

●締切:2022年3月4日(金)

本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸震わせながら執筆している。最近のハマりごとは藤井風さん、柳家緑太さん、そしてジョギング。

出典:https://www.jrp.gr.jp/

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