第47弾「富士山絵手紙コンテスト」やってみた♪
最近、香山は絵手紙にハマっています! 第34弾ではちょっと大きな絵手紙に、第42弾ではタオル筆の絵手紙に挑戦しました。そろそろハガキにかいてみたいな…と思っていたら、ぴったりのコンテストを発見☆ ハガキサイズの紙に富士山をかく絵手紙コンテストです。
ということで第47回目に挑戦するのは、富士山みはらしが開催する「第10回 富士山絵手紙コンテスト」です♪
富士山への想いを自由に表現できるので、コンテスト難易度は星★★★☆☆になります。
応募内容
こちらのコンテストでは「あなたにとっての富士山」をテーマにした絵手紙を募集しています。63円切手で郵送可能なサイズとし、ハガキの場合はタテ使いにすること。絵手紙の文中には必ず「富士山」、「富士」の文字を織り込んで下さい。
応募は郵送のみ。締め切りは2022年1月31日(月)当日必着。
材料
主な材料&道具は、①下敷き、②顔彩、③筆、④梅皿、⑤硯、⑥青墨、⑦ハガキ、⑧印泥です。
さらに今回は、念願だった自分の印を手作りしたいと思います! 印作りは初めてなので、「篆刻(てんこく)印」(石材を印刀で彫ったもの)が作れるセットを購入。⑨サンドペーパー、➉トレーシングペーパー、⑪カーボン紙、⑫石材、⑬印刀などが入っていました♪
1. 篆刻印を作ろう!
まずは篆刻印を作りましょう! 印面を平らにするために、サンドペーパーで石材を磨きます。
トレーシングペーパーに図案を下書きします。彫る文字は「香山衣美」からひらがなで1字をとって、「え」にすることに! 絵手紙に合うような、丸みのある字体にしよう♪
磨いた印面の上に、カーボン紙と裏返したトレーシングペーパーを重ねます。インクの出なくなったボールペンや鉛筆などで、図案を強くなぞり転写しましょう!
初心者なので、彫りやすい白文(文字が白く残る彫り方)をチョイス☆ 印刀を使い文字の部分を彫り込みます。印面が小さいので、ゆっくり慎重に進めていきましょう。
文字が彫れました! 見た感じはしっかり彫れたのですが、一度試し押しをして確認をしてみましょう。
お~! 「え」の文字がきれいに出ています♪ 修正はしなくて大丈夫そうですね。
2. 絵手紙をかこう!
印ができたので、絵手紙にとりかかります。
青墨をすって濃さをチェックしたのですが、ちょっと薄いかも…。(写真①の線)富士山は力強いイメージがあるので、すり足してもう少し濃くしましょう!(写真②の線)
半紙の上にハガキを乗せて、富士山を描きます。ダイナミックに描き過ぎて、ハガキからはみでちゃいました! 半紙を敷いていてよかった~。
香山にとっての富士山は「初夢」なので、「二鷹」と「三茄子」も描いていきます♪ あまり細かすぎると鷹だけ浮いてしまうので、羽は省略して描くことに。
あー! 茄子を1本描いたら小さすぎて余白ができてしまいました…汗 バランスが悪いので、下にもう1本描き足しましょう。
3. 色を塗ろう!
筆にとった顔彩を梅皿に移したら、水を足して濃さを調節します。富士山は「青」というイメージがあるので、白群(びゃくぐん)と群青(ぐんじょう)を用意しました。
富士山全体を白群で塗ります。白い部分を残しつつ、トントンとリズムよくいきましょう♪
白群が乾かないうちに、富士山のふもと部分を群青で重ね塗りします。白群と群青がグラデーションになっていい感じですね☆
鷹と茄子にも色をつけましょう! 茄子のヘタとガクは紫色のものを多く見かけますが、今回は若葉と白緑(びゃくろく)の色で塗って明るい印象にしてみました。
朝日の光を朱の色で描いて、さらに縁起の良い雰囲気を出しましょう♪
4. 言葉と印を入れよう!
朝日の部分に言葉を書き入れていきます。「富士山」または「富士」の文字を入れるのを忘れずに!
文末のところに印を押します。絵手紙の仕上げなのでドキドキ! きれいに押せたかな?
完成!
富士山の絵手紙の完成です。堂々とそびえる富士山がカッコイイ! 印を入れたことで絵手紙が引き締まり、素敵になりました♪
言葉はどうしようか迷ったのですが、初夢で富士山に逢いたいという願いをストレートに書きました。今年は夢で逢えますように…☆
茄子の大きさを間違えてしまいましたが、印が入った味わい深い絵手紙ができたので、今回の香山的完成度は星★★★★☆です! さっそく応募の準備をしましょう。
今回のポイント&感想
今回のポイントは「自分にとっての富士山」です。香山は「初夢で富士山を見たい!」という夢があるので一富士二鷹三茄子をかきましたが、雪化粧をした美しい景色や、富士山に登った思い出など、富士山は十人十色! ぜひ、自分にとっての富士山は何か想いを巡らせてからかいてみてくださいね。
制作にかかった時間は約1時間半です。そのうち、篆刻印の制作にかかった時間は約40分でした。印を作るのは難しそうというイメージがあったので、今までためらっていたのですが、やってみたら短時間&手軽にできて楽しかったです♪ 絵手紙作りを通して、富士山がもっと好きになった香山。今度は燃えるような赤富士の絵手紙もかいてみたいな…!
コンテストでは、大賞2名(清酒賞・梅酒賞)と特別賞5名(モンベル賞)が選出されます。大賞受賞者には清酒または梅酒を贈呈! さらに大賞受賞作品は、清酒か梅酒のラベルとなり、富士山五合目富士山みはらし観光売店で販売されます☆
特別賞受賞者には、モンベル商品に作品がプリントされた賞品をプレゼント。何が届くか楽しみですね♪ みなさんのご応募、お待ちしています!
香山衣美
ライター。公募の入選回数は400回以上。得意分野は川柳や短いエッセイだが、最近はアートや料理公募でも入選している。直近では、「世界を変えるキャッチコピー大賞」で大賞受賞、「こっぱっぱ大賞」で入賞。
出典: http://www.fujisan5.com/etegami.php
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