更級日記ファン必見!「菅原孝標女ファンアートコンテスト」
市原市観光協会では、『更級日記』の作者である菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)のファンアートを募集します。締切は2022年2月28日。最優秀賞には10万円が贈られます。応募作品の画像は主催者のTwitterで順次公開される予定です。
市原市ゆかりの歴史財産
『更級日記』について、国語や歴史の授業で学んだ人も多いのではないでしょうか?
寛仁4年(1020年)、菅原孝標女の父(菅原孝標)が上総(現在の千葉県)での国司の任期を終えたため、一家は帰京することになりました。菅原孝標女は、当時わずか13歳。『源氏物語』などに憧れるかわいい少女でした。その帰京の場面から始まり、50代になるまでの約40年間を記した回想録が『更級日記』です。
数十日かけて京都へ戻る過程は、当時の様子が細かに描写され、優れた紀行文としても知られています。京都に帰ってからは、宮仕えや結婚、大切な人との別れなど、当時の貴族の女性の生き方について読み取ることができます。
『更級日記』のスタート地である市川市では、才能豊かな女性である菅原孝標女に注目したイベントをいくつも開催し、文学と歴史の魅力にあふれる街づくりを目指しています。
キュートでキャッチーなアニメ絵を募集!
今回募集するのは、「菅原孝標女を題材にしたアニメ絵を元に、二次創作されたファンアート」です。よい作品があれば、今後、キャンペーンやPR活動にも使用する可能性があるそうです。
平安時代の服装や、旅をするときに欠かせない丸い笠、笠につけられた「虫の垂衣」という柔らかい布など、現代の目線で見てもかわいいアイテムがいっぱいの平安時代。ぜひ、あなたらしい菅原孝標女を描いてください!
応募者は、応募作品画像と、ハッシュタグ「#菅原孝標女ふぁんあーと #ファンアート #応募作品 #市原」をつけてSNSに投稿することで、抽選で2名に「まるごと市原通販SHOP1万円分クーポン」が当たります。
また、応募者以外も参加できる、フォロー&リツイートキャンペーンも展開中。ぜひ主催者のWEBサイトやTwitterを覗いてみましょう。
歴史ファンが年々増えるなか、注目されるイラストコンテスト。『更級日記』に触れつつ、平安時代の才女に思いをはせてみてはいかがでしょうか?
芦田みどり
公募情報ライター。最近は各地を盛り上げるご当地公募から目が離せない。好物はネギトロ公募ガイド公式Instagramでも執筆中。
出典:https://ichihara-kankou.or.jp/blog/2021/12/16/4592/
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