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青野ルイ

お待たせしました。昨日は書くよ!と言いつつ書いてなくてごめんなさい。 20代から就職出来づらいたちで、その度に落選のない登録制バイトに助けてもらっていた。 平成時代の登録制バイトは、今みたいに自分に合った時間帯や職場をあらかじめ選ぶことは出来ず。 とりあえず空いている(仕事が出来る)日付を担当者に伝えて、仕事内容は後程伝えられる感じなので何が来ても拒めなかった。 お陰様で様々な経験が出来、自分の知らない引き出しを開けてもらう様な博打的な面白さがあった。 面白いものではファブリックビューイングやセミナーのさくら等、キツいものだと飲み屋の呼び込み・パチンコの会員獲得等。 でも今は登録制バイトは皆無で、そう言った部類の働き方をするならもっと不安定な業務委託になっちゃうんだよなぁ。 面接受けるとバイトとかだと落選するフワフワな理由でも一応合格、ただね研修タダでも研修無給だし研修後も完全歩合で正直怖くて踏み出せない。 最近は未経験歓迎のお仕事を探しているところだが、プログラマーは研修に50万円、アスパラ農家は研修無償必要資金300万円。 文豪の様にパトロンも支援者もいない私に、そんな高額な資金調達は無理。 スチールカメラマン時代に「プロになるにはそれに一直線向え」と先輩に言われたことがある。 バイトや資金工作する時間を作るくらいなら、その時間をコンテストに使えと正直思うところもある。 でも資金源は、あるに越したことはないのも事実。 最近シーズン6の放送を開始したNHKの『ソーイングビー』。 公開オーディションに挑む彼らはまだ、裁縫のプロではない。 みんなそれぞれ本業があり、趣味で始めた裁縫でコンテストに出場しているのだ。 物書きを目指す私も“自分の資金は自分で調達する”、そうあるべきではないかと考え始めた。 かくいう私も子持ちで子守りもいないと未来も今も諦める前に、自宅で始めるか時間制限内のお仕事を一心不乱に見つけるべきではないのだろうか。 世の不景気、落ち着かない世界情勢、制限にかかり気味な年齢。 言い訳を見つける前に一歩踏み出せるだろうか? とりあえずアナログで参加出来るコンテストを見つけ、今月一作品でも仕上げてみようか。 鉛のついた腕がようやく持ち上がりそうだ。

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