せきしろの自由律俳句 第36回「旅」結果発表
第36回 課題:旅
せきしろの一句
最優秀賞
スカーフの色まだ迷ってる
(千葉県 飯田多寿子 67歳)
優秀賞
煌きの窓側尿意の通路側
(東京都 天野ボンド 45歳)
母がまだ寝ている旅館の朝
(広島県 中常克彦 44歳)
佳作
また帯の結び方を忘れた
(京都府 明日は雨だから。 35歳)
喫煙所で背を向けるガイド
(京都府 NCハマー 43歳)
土混じりの雪をぶつけ合う
(北海道 香羊 50歳)
ワイキキでも猫背
(大阪府 エース古賀 35歳)
子どもの絶叫と共に離陸
(東京都 無名のサプール 36歳)
鍾乳洞で気づく妻の白髪
(宮崎県 青い手帳 19歳)
これとよく似た郷土料理が地元にもある
(岩手県 八重樫 33歳)
レンタカー返しに行く旅
(千葉県 xissa 54歳)
お土産が一つ減る
(群馬県 からっぽ 41歳)
闇の切れ間に茶畑を見る
(愛知県 鮎 38歳)
(千葉県 花澤希海 17歳)
駅のホームに一時間
(北海道 三歩 67歳)
サンダルなら家出と思うまい
(山梨県 アカショウビン 52歳)
君が運転するのなら行くよ
(群馬県 伊藤どらやき 46歳)
お薦めの手術断り旅立つ自由
(愛知県 越戸田鶴 6歳)
地元の鳩に囲まれている
(静岡県 のっぽパン 34歳)
いつもならこんなの買わない
(秋田県 紀野珍 44歳)
窓際を譲って貸しを作る
(北海道 エリンギ 32歳)
地元民になります
(奈良県 長井泉 21歳)
ベッドから車椅子まで
(青森県 ヨシト 59歳)
1970年北海道生まれ。俳人、コラムニスト。芥川賞作家でお笑いタレントの又吉直樹との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』のほか、『たとえる技術』などの著書がある。
イラスト:飯田研人/撮影:賀地マコト
自由律俳句は、定型(五七五)ではない俳句です。定型ではありませんが、どこかリズム(律)のある句を募集します。句読点は使わず、俳句らしい味わいを意識して、心にしみるような情景、共感できるような情景を切り取ってください。俳句のもとは俳諧ですから、滑稽味があってかまいません。しかし、笑いだけではなく、しみじみ、ペーソス、人間くさいといった句を期待しています。
- 応募規定
- 定型(五七五)でない自由律の俳句。
面白コピーの募集ではなく、定型ではない無季俳句。
- 応募上のご注意
- ・ペンネームを使わない方は、応募フォームのペンネームの欄に本名をお書きください。
・応募フォームの「年齢」の欄は必ずお書きください。
・応募点数に制限はありませんが、1応募につき1作品とします。
- 応募規定
- 作品は未発表作品とし、採用作品の著作権は公募ガイド社に帰属。
応募者に弊社から公募に関する情報をお知らせする場合があります。
- 賞
- 最優秀賞1点=5000円(商品券)
優秀賞2点=2000円(商品券)
佳作10点=記念品
- 公募ポイント
- mottomo会員の方は、ログイン後WEBから応募するだけで自動的にポイントがたまります。
応募者全員=5pt追加
【最優秀賞】 さらに50pt追加
【優秀賞】 さらに30pt追加
【佳作】 さらに10pt追加
※応募者全員ポイントの付与は各回ひとり1回までです。
※ポイント付与は結果発表の時期に行われます。
- 募集中のお題
- 第38回「土」
応募期間
2月25日~3月20日募集は締め切りました第39回「時計」
応募期間 3月25日~4月20日
- 発表
- 第38回 5月9日 WEB上
第39回 6月9日 WEB上