【12月号特集 連動企画】エッセイ公募対策 実力テスト
公募ガイド12月号の特集「文章力がぐ~んと伸びる! 文才ドリル」では、文章表現に関する38の設問を用意しました。
この中で、以下の2問(構成力Q2、Q3)について、購入者特典として実力テストを行います。
基本の国語力、表現力、構成力などをチェックし、入選レベルかどうかを診断します。
奮ってご応募ください!
■■設問■■
Q2
作文や論文の構成法に、「序論・本論・結論」があります。
序論では、その文章を書くきっかけとなったことなどを書き、本論で言いたいことを展開します。本論はいくつかのブロックに分かれ、一般論からそれに対する反論があったり、持論を述べたりし、最後にすべてを総括し、結論を言います。
割合は2:7:1ぐらいです。
この「序論・本論・結論」の構成で、文章を書いてください。エッセイでもかまいません。
Q3
出来事を書くとき、現在から入り、出来事があった過去に立ちもどり、最後に現在に戻る形式をサンドイッチ・フォーマットと言います。
たとえば、〈両親が亡くなり、ずっと空き家になっている実家の家屋を処分するため、十年ぶりに郷里を訪れた。〉という現在から始まり、その後、本編として両親と過ごしたある日の出来事を書き、最後に現在に戻ってきます。
「現在・過去・現在」の割合は総枚数にもよりますが、ざっくり言えば1:8:1です。
コツは、現在の主人公に何か問題があり、過去に行って戻ってきたときに、そこに解決またはその糸口が見えることです。
このサンドイッチ・フォーマットを使い、エッセイを書いてください。
応募方法 | 上記Q2(序論・本論・結論)またはQ3(サンドイッチ・フォーマット)のどちらを選択したか(Q2またはQ3)を明記のうえ、ご応募ください。1人1編とします。 |
---|---|
規定字数 | 本文1000字以内(A4判400字詰原稿用紙2.5枚以内)。ワープロ原稿の場合もA4用紙を使用(原稿用紙設定でも可)。 |
応募条件 | 1. 公募ガイド12月号をご購入いただいた方(定期購読、プレミアム会員、WEBプレミアム会員を含みます)のみとさせていただきます。作品末尾に12月号のVOL.○○○(3ケタの数字)をご記入ください。
2. 返信用の封筒(角3封筒)に120円切手を貼り、ご自身の〒住所と氏名をご記入のうえ作品に同封ください(WEBから応募する場合は、メールでご返送いたしますので、返信用封筒は不要です)。 |
返送 | 締切後、順次診断し、2020年1月末日までにご返送いたします。 |
応募先 | 【WEB】下記応募フォームからご応募ください。
【郵送】〒105-8475 公募ガイド編集部「診断」係 |
締切 | 12月8日(消印有効) |
文才は努力して磨かれる部分も多い。今回は「文才ドリル」と題し、基本の国語力、表現力、構成力に分けて出題します。自分で考え、工夫するところにドリルの意義がある。さあ、チャレンジしましょう!
interview 直木賞作家・北村薫
発売:2019年11月9日
定価:680円